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脱ポータル・手数料削減

ポータルと自店で料金を変えるか|違えば、来店時に食い違う

最終更新: 2026年7月29日

掲載には手数料がかかるから、そちら経由の料金を高くした。来店された方が、自店のサイトを見て「こちらのほうが安い」と気づきます。

料金を分けるかどうかは、実務と規約と信頼の三つに関わります。決める前に、確認することがあります。

料金の設計を、同じにする・掲載を高くする・自店を安くする・特典で差を付けるの四行で比べた図
料金の設計を、同じにする・掲載を高くする・自店を安くする・特典で差を付けるの四行で比べた図

まず規約を確認する

自由に決められない場合があります。

掲載先の規約に、料金に関する定めがある場合があります。

「他の経路より高い料金を掲載しない」という条件が、含まれている場合があります。

契約書と規約を、確認してください。

規約に反すると、掲載が止まる場合があります。

決める前に、ここを確認してください。

分ける理由は手数料

事情としては、分かります。

掲載を経由すると、予約ごとに費用が発生します。

同じ料金なら、掲載経由のほうが手元に残る額が少なくなります。

その差を、料金で埋めたくなります。

ただし、来店される方から見ると、理由が分かりません。

料金の設計起きること
同じにする手元に残る額が経路で違う
掲載を高くする気づかれると不信になる。規約の確認が必要
自店を安くする実質は同じ。伝え方で印象が変わる
特典で差を付ける料金は同じ。分かりやすい
説明できる差と説明できない差、特典の注意を三つに整理した図
説明できる差と説明できない差、特典の注意を三つに整理した図

気づかれる前提で考える

隠せません。

来店された方は、複数の場所を見ています。

掲載と自店のサイトを、並べて見る方がいます。

差があれば、気づきます。

気づいたときに説明できる形なら、問題になりません。

説明できない差は、作らないでください。

説明できる差とは

理由が伝わる形です。

「自店から予約された方には、次回に使える特典があります」

これは、料金ではなく特典の差です。

理由も分かりやすくなります。

「掲載経由は高い」という形にすると、理由が伝わりません。

料金は同じにして、特典で差を付ける

現実的な形です。

表示する料金は、どこでも同じにしてください。

そのうえで、自店から予約された方に、別の価値を付けてください。

次回に使える割引、施術の時間の延長、小さな贈り物。

これなら、規約にも触れにくくなります。

特典を付けるときの注意

表示の決まりがあります。

特典の内容と条件を、明示してください。

「先着」「期間限定」と書く場合、その範囲を示してください。

過大な特典は、景品に関する規制の対象になる場合があります。

金額の上限に、定めがあります。

表示の考え方は、美容サロンの効果表現とコンプライアンスで整理しています。

料金の表示を統一する

差を付けない場合も、確認が要ります。

掲載と自店のサイトで、料金の表示が食い違っていませんか。

税込か税抜かが、揃っていますか。

「〜円から」の起点が、同じですか。

含まれるものと、別料金のものが、同じ説明になっていますか。

食い違いは、意図しなくても起きます。

更新のずれが原因になる

最も多い原因です。

料金を改定したとき、片方だけ直す場合があります。

自店のサイトは直したが、掲載は古いまま。

その逆も起きます。

改定のときに、直す場所の一覧を作ってください。

直す場所の一覧を作る

漏れを防ぎます。

自店のサイト。掲載先。地図の情報。店内の掲示。印刷物。投稿。

料金を変えたら、この全部を直してください。

一覧を作って、直した箇所に印を付けてください。

一箇所でも残ると、その場で食い違います。

改定の反映に時間がかかる場合

掲載先の都合があります。

掲載の内容を変えるのに、日数がかかる場合があります。

即日で反映されない場合、その期間の扱いを決めてください。

古い料金で来店された方に、どう対応するか。

多くの場合、掲載の料金で受けることになります。

改定の日を、余裕を持って設定してください。

割引の重複に注意する

計算が合わなくなります。

掲載の割引と、自店の特典が重なる場合があります。

重ねてよいかを、先に決めてください。

決めていないと、その場で判断することになります。

重ねられない場合、その旨を明示してください。

料金の食い違いを防ぐ項目を、直す場所の一覧・税込か税抜か・反映の日数・説明の時期の四つに分けた図
料金の食い違いを防ぐ項目を、直す場所の一覧・税込か税抜か・反映の日数・説明の時期の四つに分けた図

初回と再来で分ける

これは自然な差です。

初回の方と、2回目以降の方で料金が違うことは、一般的です。

掲載は、初回の方が多く見ます。

初回の料金だけを掲載する形は、成立します。

ただし、2回目以降の料金も、どこかで示してください。

初回だけ安い形は、来店後に不満につながる場合があります。

掲載に安い料金だけを出さない

来店時に食い違います。

掲載に最も安い料金だけを出して、実際は高くなる。

この形は、避けてください。

追加の費用が発生する条件を、明示してください。

「長さによって追加」と書くなら、その額も示してください。

会計のときに説明する

食い違いを防ぐ最後の場面です。

予約の経路によって料金が違う場合、施術の前に説明してください。

会計のときに初めて伝えると、不信になります。

説明する言葉を、決めておいてください。

スタッフ全員が、同じ説明をできる形にしてください。

自店へ移ってもらう伝え方

料金以外の理由を示してください。

「こちらからだと、日時の変更がしやすくなります」

「次回の予約を、その場で取れます」

料金の差だけで誘導すると、料金でしか選ばれなくなります。

利便で選ばれる形を、作ってください。

移った後に料金を上げない

信頼に関わります。

自店に移ってもらった後で、料金を上げないでください。

移った理由が、失われます。

改定する場合、経路に関係なく同じ時期に行ってください。

手数料の分を単価で吸収する

別の考え方です。

掲載経由の料金を上げるのではなく、全体の単価を見直す方法があります。

手数料を含めた費用で、成立する料金を設定してください。

その料金を、どの経路でも同じにしてください。

分かりやすく、揉めにくい形になります。

指名の料金も揃える

見落とされます。

指名にかかる料金を設定している場合、経路で揃えてください。

掲載側だけ指名の料金が表示されていない場合があります。

来店時に加算されると、その場で食い違います。

指名の条件と金額を、どちらにも明示してください。

追加のメニューの扱い

来店してから増える部分です。

掲載に載せていない追加のメニューを、その場で提案する場合があります。

提案すること自体は、問題ありません。

ただし、金額を先に伝えてください。

施術が終わってから伝えると、断れません。

追加の可否を、予約の時点で確認しておく形もあります。

素材や薬剤による差

業種によって発生します。

長さ、量、使う薬剤によって、料金が変わる場合があります。

その条件を、どちらにも同じ書き方で示してください。

「〇〇の場合は追加〇〇円」と、具体的に書いてください。

「応相談」とだけ書くと、来店時に食い違います。

学生や年齢による割引

条件を揃えてください。

学生の割引、年齢による割引を設定している場合があります。

適用の条件と、確認の方法を明示してください。

掲載側だけに書いてあると、自店から予約した方が受けられません。

どちらにも、同じ条件で書いてください。

経路ごとの利益を出す

判断の材料です。

経路ごとに、1件あたり手元に残る額を出してください。

売上から、材料費と手数料を引いた額です。

その差が、どのくらいかを確認してください。

差が小さいなら、料金を分ける必要はありません。

試算は、ホットペッパー手数料シミュレーションで整理しています。

分けないという判断

多くの店で、これが答えになります。

料金を分けると、管理が増えます。

説明も増えます。

食い違いの危険も増えます。

同じにして、特典で差を付けるほうが、簡単で揉めません。

VANNAでできること

VANNAでは、メニューと料金をサイト上で一元管理でき、改定があれば管理画面から更新できます。掲載先の料金と揃っているかを確認する際の、正しい版として使えます。カレンダー予約はMaxプランの機能で、来店前のメールリマインドは全プランで使えます。

掲載先の料金を自動で同期したり、差を検出したりする機能はありません。掲載先の更新は、別に行うことになります。この点は把握しておいてください。

料金はPro月額3,300円、Max月額5,500円、Max+月額11,000円で、いずれも税込です。初期費用は0円、予約や販売に対するVANNA側の手数料も0円です。現在はプレオープン期間として、2026年7月31日までの申し込みで2か月無料、以降の申し込みは1か月無料です。条件は変更される場合があるため、最新の内容はVANNA公式 料金でご確認ください。

今日確認する三つ

これだけ見てください。

掲載先の規約に、料金に関する定めがあるか。

掲載と自店のサイトで、料金が一致しているか。

税込か税抜かの表示が、揃っているか。

食い違いがあれば、今日直してください。

よくある質問

掲載と自店で料金を変えてよいですか

まず規約を確認してください。「他の経路より高い料金を掲載しない」という条件が含まれている場合があります。反すると、掲載が止まる場合があります。

なぜ分けたくなるのですか

掲載を経由すると予約ごとに費用が発生し、同じ料金なら手元に残る額が少なくなります。その差を料金で埋めたくなります。

気づかれませんか

来店される方は複数の場所を見ています。差があれば気づきます。説明できない差は、作らないでください。

説明できる差とは

「自店から予約された方には、次回に使える特典があります」のような形です。料金ではなく特典の差なら、理由が伝わります。

現実的な形は

表示する料金はどこでも同じにして、自店から予約された方に別の価値を付けてください。規約にも触れにくくなります。

特典の注意点は

内容と条件を明示してください。「先着」「期間限定」ならその範囲を示し、過大な特典は景品に関する規制の対象になる場合があります。

同じ料金でも確認は必要ですか

必要です。税込か税抜か、「〜円から」の起点、含まれるものと別料金のもの。食い違いは、意図しなくても起きます。

食い違いの原因は

改定のときに、片方だけ直すことです。自店のサイトは直したが掲載は古いまま。その逆も起きます。

直す場所は

自店のサイト、掲載先、地図の情報、店内の掲示、印刷物、投稿。一覧を作って、直した箇所に印を付けてください。

反映に時間がかかる場合は

即日で反映されない場合、その期間の扱いを決めてください。多くの場合、掲載の料金で受けることになります。改定の日は余裕を持って設定してください。

割引が重なったら

重ねてよいかを先に決めてください。決めていないと、その場で判断することになります。重ねられない場合、その旨を明示してください。

初回と再来で分けてよいですか

一般的な形です。掲載は初回の方が多く見ます。ただし、2回目以降の料金も、どこかで示してください。

安い料金だけを掲載してよいですか

避けてください。追加の費用が発生する条件を明示し、「長さによって追加」と書くならその額も示してください。

いつ説明しますか

施術の前です。会計のときに初めて伝えると、不信になります。説明する言葉を決めて、全員が同じ説明をできる形にしてください。

自店へどう誘導しますか

料金以外の理由を示してください。「日時の変更がしやすい」「次回の予約をその場で取れる」。料金の差だけで誘導すると、料金でしか選ばれなくなります。

移った後に上げてよいですか

上げないでください。移った理由が失われます。改定する場合、経路に関係なく同じ時期に行ってください。

手数料をどう吸収しますか

掲載経由だけを上げるのではなく、全体の単価を見直す方法があります。手数料を含めた費用で成立する料金を、どの経路でも同じにしてください。

指名の料金も揃えますか

揃えてください。掲載側だけ表示されていない場合があります。来店時に加算されると、その場で食い違います。条件と金額を、どちらにも明示してください。

追加のメニューは

提案すること自体は問題ありませんが、金額を先に伝えてください。施術が終わってから伝えると、断れません。

長さや量で変わる場合は

「〇〇の場合は追加〇〇円」と具体的に書いてください。「応相談」とだけ書くと、来店時に食い違います。

割引の条件は

学生や年齢による割引は、適用の条件と確認の方法を明示してください。掲載側だけに書いてあると、自店から予約した方が受けられません。

経路ごとの利益は出しますか

出してください。売上から材料費と手数料を引いた額です。差が小さいなら、料金を分ける必要はありません。

結局、分けるべきですか

多くの店で、分けないほうが簡単で揉めません。同じにして、特典で差を付けてください。

今日は何を確認しますか

規約に料金の定めがあるか、掲載と自店の料金が一致しているか、税込か税抜かが揃っているか。食い違いがあれば、今日直してください。

出典

本記事は2026年7月時点の一般的な情報の整理です。掲載先の規約は事業者によって異なり、予告なく変更されます。料金の設定や特典の可否については、契約書と専門家にご確認ください。VANNAの料金・機能・キャンペーン条件は変更される場合があります。