無料でホームページを作り始める前に|後から効いてくる制限
公開: 2026年7月29日最終更新: 2026年8月1日
Summary
サロンのホームページを無料の範囲で作り始める場合に、後から効いてくる制限を整理します。広告の表示、独自の名前が使えないこと、予約と問い合わせの制限、データを書き出せるかの確認、後から有料に変える際に失うもの、有料に切り替える判断の目安を扱います。
無料で作れると聞いて、始めました。1年後、お客様に「サイトに広告が出ているのが気になる」と言われました。
無料で始めることは、悪い選択ではありません。ただし、後から効いてくる制限があります。

無料で始めてよい
まず、この前提です。費用をかけずに始められることは利点であり、続けられるか分からない段階で支払う必要はありません。やってみて続くと分かってから有料にする、という順番で構いません。
ただし、制限を知ってから
判断のために把握してください。無料の範囲には必ず制限があるため、その制限が自分にとって問題かどうかを、始める前に見極める必要があります。知らずに進むと、後で作り直すことになります。
| 制限 | 影響の大きさ |
|---|---|
| 広告の表示 | 大きい |
| 独自の名前が使えない | 大きい |
| ページ数の上限 | 中程度 |
| 独自の機能が使えない | 場合による |
| 容量の上限 | 小さい |

広告が表示される
最も影響が大きい制限です。無料の場合、提供元の広告が表示されることがあり、自分では内容を選べません。同業の広告が出る場合もあるため、店の印象に直接影響します。
広告の位置を確認する
同じ広告でも、程度が違います。画面の上や下に小さく出る場合、大きく表示される場合、閉じるまで消えない形で出る場合。どの形になるかを、契約の前に確認してください。
独自の名前が使えない
信頼に関わります。無料の場合は提供元の名前が入った場所になるため、長くなって覚えられません。印刷物に載せるときも、収まりが悪くなります。考え方は、サロンの独自ドメインでHPを公開するで整理しています。
名刺やチラシに載せるとき
現実的な問題です。長い名前は印刷物に載せにくく、口で伝えるときにも説明が必要になります。独自の名前なら、店名だけで済みます。印刷物を作る予定があるなら、先に決めてください。
後から変えると失うもの
これが最も大きい代償です。無料で始めて後から独自の名前に変える場合、それまで積み上げた検索の評価がいったん失われ、他所からの案内も切れます。作り直しになる場合もあります。

ページ数の上限
途中で足りなくなります。無料の範囲では「5ページまで」といった形で、作れるページ数が限られる場合があるためです。サロンなら多くの場合は足りますが、記事を書く予定があるなら確認してください。
独自の予約の仕組みが使えない
営業に直結します。無料の範囲では予約を受ける機能が使えず、外部の仕組みへ案内する形になる場合があり、その分だけ離脱が増えるためです。予約を受けたいなら、必ず確認してください。
問い合わせの窓口が制限される
見落とされます。無料の場合、問い合わせの件数に上限があることがあり、上限を超えると届かなくなります。気づかないまま失う可能性があるため、上限の有無を確認してください。
提供元のロゴが入る
小さいですが、残ります。画面の下などに提供元の表示が入る場合があり、広告ほどではないものの印象に影響します。消せるかどうかを確認してください。有料にすると消える場合があります。
検索に出にくい場合がある
仕様によります。無料の場合、検索に出るための設定が制限されることがあるためです。ページの題名や説明文を変更できない場合、検索から来る方は増えません。確認の手順は、公開したのに検索に出てこないで整理しています。
容量の上限
多くの場合、問題になりません。写真を何枚まで置けるかの制限はありますが、サロンのサイトなら足りることがほとんどです。記事に写真を多く使う場合だけ、確認してください。
サービスが終了する可能性
備えが要ります。無料の提供が終わる場合や、有料に切り替わる場合があり、そのときは別の場所へ移る必要が出ます。データを書き出せるかを、あらかじめ確認してください。
データを書き出せるか確認する
最も重要な確認です。作った内容を外に出せない場合、移るときに作り直しになるためです。写真は元の画像を手元にも保管し、文章も別の場所に保存しておいてください。
有料に切り替える判断
時期の目安があります。印刷物を作るとき、予約を受けたいとき、広告が気になり始めたとき。このいずれかが来たら、切り替えを検討してください。
最初から独自の名前を取る
費用対効果の高い選択です。サイトそのものは無料で始め、名前だけ独自にする形が選べる場合があり、年に数千円で後の作り直しを避けられます。契約の手順は、サーバーとドメインの契約で整理しています。
使える型が制限される
見た目に関わります。有料でしか使えない型があると、無料の範囲では選べる数が少なくなります。選んだ型が有料だと後から分かり、途中で止まる場合もあります。始める前に、無料で使える型を確認してください。
独自の設定ができない
細かい調整に関わります。色や配置を細かく変えられず、用意された組み合わせから選ぶ形になる場合があるためです。サロンの場合、多くはそれで足ります。こだわりがある場合だけ、確認してください。
統計が見られない場合
改善の材料が減ります。何人が見たか、どのページが見られたかを確認できる機能が、無料の範囲では使えない場合があるためです。見られていない状態に気づけなくなります。必要かどうかは、運用の仕方によります。
問い合わせの窓口がない場合
対応が遅れます。無料の利用者向けの問い合わせ窓口が無い場合、困ったときに自分で調べることになるためです。有料にすると質問できる場合があり、初めて作る場合はこの差が大きくなります。
支払いを止めたときの扱い
確認が要ります。有料から無料に戻す場合、作った内容が残るのか消えるのか、独自の名前が使えなくなるのか。戻す可能性があるなら、先に確認してください。
無料が向く場合
条件があります。続けられるか分からない、まず試したい、印刷物を作る予定がない、予約は電話で受けている。この場合、無料で始めて構いません。
有料にしたほうがよい場合
こちらにも条件があります。開業に合わせて公開する、名刺やチラシに載せる、サイトから予約を受けたい。この場合は、最初から有料にしてください。
料金の比較で見る点
総額で判断してください。月額だけでなく年額で見る必要があります。初年度が安く2年目から上がる場合や、独自の名前の費用が別にかかる場合があるためです。考え方は、サロンHP作成費用の相場で整理しています。
移るときの手順
移ると決めたら、順番があります。まず、いまの内容を手元に写してください。文章は文書として、写真は元の大きさで保存します。画面を印刷した写しも取っておくと、並びを再現できます。
次に、新しい場所を作ります。この段階では、まだ古いほうを消さないでください。新しいほうが正しく開けることを確認してから切り替えます。両方が同時に見える期間があっても、問題ありません。
切り替えた後は、案内している場所を直してください。地図の情報、投稿の紹介文、名刺やチラシ。古い場所を案内したままだと、そこから来た方が行き止まりに当たります。古いほうから新しいほうへ自動で移す設定ができるなら、必ず入れてください。
VANNAでできること
VANNAでは、広告の表示や提供元のロゴの挿入はありません。サイトと予約の受け口が、契約に含まれた状態で使えます。独自のドメインを使う場合は、Max+プランで設定できます。カレンダー予約はMaxプランの機能で、来店前のメールリマインドは全プランで使えます。
無料で使える範囲はありません。プレオープン期間の無料期間はありますが、期間の後は有料になります。この点は把握しておいてください。
料金はPro月額3,300円、Max月額5,500円、Max+月額11,000円で、いずれも税込です。初期費用は0円、予約や販売に対するVANNA側の手数料も0円です。現在はプレオープン期間として、2026年7月31日までの申し込みで2か月無料、以降の申し込みは1か月無料です。条件は変更される場合があるため、最新の内容はVANNA公式 料金でご確認ください。
始める前に確認する三つ
これだけ確認してください。広告が出るか、どの位置か。独自の名前を使えるか、その費用。データを書き出せるか。この三つを確認してから、始めてください。
よくある質問
無料で始めてよいですか
構いません。続けられるか分からない段階で、支払う必要はありません。やってみて続くと分かってから有料にする順番で構いません。
最も大きい制限は何ですか
広告の表示です。自分では選べない広告が出て、同業の広告が出る場合もあります。店の印象に直接影響します。
広告はどこに出ますか
画面の上や下に小さく出る場合、大きく表示される場合、閉じるまで消えない場合があります。契約の前に確認してください。
独自の名前は使えませんか
無料の場合、提供元の名前が入った場所になります。長くなり、覚えられません。
印刷物に載せるときは
長い名前は載せにくく、口で伝えるときも説明が必要です。印刷物を作る予定があるなら、先に決めてください。
後から変えられますか
変えられますが、それまでの検索の評価がいったん失われます。他所からの案内も切れ、作り直しになる場合もあります。
ページ数に上限はありますか
「5ページまで」といった形で限られる場合があります。サロンなら多くの場合は足りますが、記事を書く予定があるなら確認してください。
予約は受けられますか
無料の範囲では使えない場合があります。外部の仕組みへ案内する形になり、その分だけ離脱が増えます。
問い合わせに制限はありますか
件数に上限がある場合があります。上限を超えると届かなくなり、気づかないまま失う可能性があります。
提供元のロゴは入りますか
画面の下などに入る場合があります。消せるかどうかを確認してください。有料にすると消える場合があります。
検索に出ますか
出るための設定が制限される場合があります。ページの題名や説明文を変更できない場合、検索から来る方は増えません。
容量は足りますか
サロンのサイトなら、多くの場合は足ります。記事に写真を多く使う場合だけ、確認してください。
サービスが終わる可能性は
無料の提供が終わる場合や、有料に切り替わる場合があります。そのときは、別の場所へ移る必要が出ます。
データは持ち出せますか
最も重要な確認です。出せない場合、移るときに作り直しになります。写真の元の画像と文章は、手元にも保管してください。
いつ有料にしますか
印刷物を作るとき、予約を受けたいとき、広告が気になり始めたとき。このいずれかが来たら検討してください。
名前だけ独自にできますか
サイトは無料で始め、名前だけ独自にする形が選べる場合があります。年に数千円で、後の作り直しを避けられます。
無料が向くのはどんな場合ですか
続けられるか分からない、まず試したい、印刷物を作る予定がない、予約は電話で受けている場合です。
最初から有料にすべきなのは
開業に合わせて公開する、名刺やチラシに載せる、サイトから予約を受けたい場合です。
料金はどう比べますか
月額だけでなく年額で見てください。初年度が安く2年目から上がる場合や、独自の名前の費用が別にかかる場合があります。
無料と有料でデザインは違いますか
使える型が制限される場合があります。有料でしか使えない型があるかを、確認してください。
型は自由に選べますか
有料でしか使えない型がある場合があります。選んだ型が有料だと後から分かることもあるため、始める前に確認してください。
色や配置は変えられますか
用意された組み合わせから選ぶ形になる場合があります。サロンの場合、多くはそれで足ります。
見られた数は分かりますか
無料の範囲では使えない場合があります。見られていない状態に、気づけなくなります。
困ったとき質問できますか
無料の利用者向けの窓口が無い場合があります。初めて作る場合、この差は大きくなります。
有料から無料に戻せますか
作った内容が残るか、独自の名前が使えなくなるか。戻す可能性があるなら、先に確認してください。
途中で有料に変えられますか
多くのサービスで変えられます。ただし独自の名前に変える場合は、検索の評価が影響を受けます。
始める前に何を確認しますか
広告が出るかとその位置、独自の名前を使えるかとその費用、データを書き出せるか。この三つです。
移るときの順番は
いまの内容を手元に写し、新しい場所を作り、正しく開けることを確認してから切り替えます。確認する前に、古いほうを消さないでください。
移った後は何をしますか
案内している場所を直してください。地図の情報、投稿の紹介文、名刺やチラシ。自動で移す設定ができるなら、必ず入れてください。
出典
本記事は2026年7月時点の一般的な情報の整理です。各サービスの無料の範囲、制限の内容、料金は予告なく変更されます。仕様は、必ず利用中のサービスの説明でご確認ください。VANNAの料金・機能・キャンペーン条件は変更される場合があります。



