本文へスキップ
SNS運営

サロンのSNSを複数使うか|増やす前に、一つを回す

公開: 2026年7月28日最終更新: 2026年8月1日

一つがうまくいかないので、別のものも始めた。そして数か月後、どちらも止まっている。

媒体を増やす判断には、条件があります。条件を満たさないまま増やすと、全部が薄くなるためです。

媒体を増やしてよい条件を、3か月続いている・件数を記録できている・時間が実際にあるの三つに整理した図
媒体を増やしてよい条件を、3か月続いている・件数を記録できている・時間が実際にあるの三つに整理した図

増やす前提を疑う

まず、ここから確認してください。複数使うことが、前提になっていませんか。一つで足りる店は、多くあります。来店される方が使っている媒体が一つなら、それだけで足りるためです。

媒体の数と予約の件数は、比例しません。ですから増やす理由を、言葉にしてください。言葉にできないなら、増やさないことです。

一つが回っていない状態で増やさない

これが、最も守るべき条件になります。いま使っている媒体で、決めた頻度を保てていますか。保てていないなら、増やす段階ではありません。

増やすと、両方の頻度が落ちます。止まった媒体が二つある状態は、一つより印象が悪くなるためです。まず、一つを安定させてください。

増やしてよい条件

条件は、三つです。一つ目の媒体で3か月以上、決めた頻度を保てていること。そこから来た予約の件数を、記録できていること。そして追加の作業に充てる時間が、実際にあること。

この三つが揃ってから、検討してください。揃っていない場合は、増やしても続かないためです。

媒体ごとに向く内容を、写真中心・短文中心・登録者へ直接届く・地図の情報の四行で整理した図
媒体ごとに向く内容を、写真中心・短文中心・登録者へ直接届く・地図の情報の四行で整理した図

媒体ごとに性格が違う

ですから同じ使い方は、できません。写真が中心のものは仕上がりや店の様子を見せるのに向き、短い文章が中心のものは連絡や短い情報に向きます。登録した方へ直接届くものは、既存の方への連絡向きです。動画が中心のものなら、手順や動きを見せられます。そして地図の情報は、場所と営業時間を探している方に届きます。

種類向く内容主な相手
写真中心仕上がり、店の様子新規に知ってもらう
短文中心連絡、短い情報既にご存じの方
登録者へ直接届くもの予約の案内、休みの連絡既存の方
動画中心手順、動き新規に知ってもらう
地図の情報場所、営業時間、料金探している方

地図の情報を先に整える

これは、順番の問題です。媒体を増やす前に、地図の情報を整えてください。場所を探している方に、直接届くためです。営業時間、料金の目安、写真、連絡先。費用がかからず、効果が出やすい場所になります。投稿を増やすより、こちらのほうが先です。

主と従を決める

ここは、同じ力を入れないでください。主にする媒体を一つ決めて、そこに時間の8割を使います。従にする媒体は、主の内容を必要に応じて回す程度で構いません。従に力を入れると、主が薄くなるためです。なお主を変える場合は、数字を見てから判断してください。

同じ内容を全部に出すか

ここは、そのまま流さないでください。自動で転送する機能はありますが、表示が崩れる場合があるためです。文字数の制限が違うため、途中で切れてしまいます。ハッシュタグがそのまま表示されると読みにくくなりますし、別の媒体への案内がそのまま残ることもあります。

ですから同じ内容を出す場合でも、その媒体に合わせて直してください。

使い回してよい範囲

作った素材は、使い回してください。写真はそのまま使えますし、文章は長さを調整します。主で出した内容を数日後に従で出す形が、扱いやすくなります。同じ日に同じ内容を出すと、両方見ている方には重複するためです。

ただしすべてを使い回す必要は、ありません。従では、主の中から選んで出してください。

登録者へ直接届く媒体の位置づけ

これは、役割が違います。新規に知ってもらう用途には向かず、既に来店された方への連絡に向くためです。予約の案内、休みの連絡、来店前の確認。登録してもらう仕組みが必要になるため、来店時に案内する形が最も確実になります。

この媒体では、送りすぎにとくに注意してください。頻度が高いと、登録を外されるためです。月に1回から2回で、足ります。売り込みばかりを送らず必要な連絡だけにすることで、開かれる割合が上がります。なお配信を止める方法も、明示してください。

分散させてはいけないものを、予約の窓口・記録・担当・やめた口座の四つに分けた図
分散させてはいけないものを、予約の窓口・記録・担当・やめた口座の四つに分けた図

媒体ごとに口座の管理を分ける

ここは、まとめすぎないでください。一つの連絡先で複数の口座を作ると、その連絡先が使えなくなったとき全部が止まるためです。店の電子メールを一つ用意して、そこから各媒体を作る形が扱いやすくなります。なお個人の連絡先で、作らないことです。

認証の設定は、媒体ごとに控えてください。控えは、紙でも構いません。端末の中だけに置かないことです。

二重に投稿していないか確認する

これは、意外に起きます。自動で転送する設定を入れたまま、手で同じ内容を出す場合があるためです。同じ内容が続けて並ぶと、見る側は違和感を持ちます。

転送の設定を、一覧で確認してください。設定した本人が忘れている場合も、あるためです。月に一度、実際の表示を自分で確認します。

予約の窓口は一つに絞る

ここは、分散させないでください。どの媒体からでも、同じ予約の入口へ案内します。媒体ごとに窓口を変えると、管理できないためです。紹介文に、その入口を明示してください。

媒体の中で予約を受ける機能があっても、使わない判断があります。記録が分散すると、二重に受ける事故が起きるためです。

相互に案内する

ここは、つなげておいてください。主の紹介文に従の場所を書いて、従の紹介文にも主の場所を書きます。どこかで見つけた方が、他も見られる状態になるためです。ただし案内を投稿のたびに書く必要は、ありません。紹介文に置けば、足ります。

記録を媒体ごとに分ける

ここは、合算しないでください。媒体ごとに、そこから来た予約の件数を数えます。合算すると、どれが効いているか分からないためです。来店された方に聞くときも、媒体まで聞いてください。「インターネットを見て」では、判別できません。数字の見方は、サロンのSNSの数字の読み方で整理しています。

なお媒体をまたいで数字を比べても、意味がありません。見られた回数の定義が媒体によって違いますし、反応の数の基準も違うためです。比べるならそれぞれの媒体の中で、前の月と比べてください。

やめる媒体の決め方

続ける前提を、外してください。半年やってそこから来た予約がゼロなら、止めてよい状態です。頻度が保てていない媒体も、同じになります。止めた時間は、主の媒体に回してください。複数を薄く続けるより、一つを厚く続けるほうが効くためです。なお止める判断は、3か月に一度まとめて行います。

やめるときの手順

ここは、放置しないでください。最後の投稿で、今後の更新について書きます。主の媒体の場所も、明示してください。紹介文は、主の媒体への案内に書き換えます。営業時間や連絡先が古いまま残らないよう、直すことです。放置された口座は、営業していない店に見えるためです。

口座を残すか消すかは、判断が分かれます。残す場合は、紹介文だけを最新に保ってください。消す場合は、その名前を他人に取られる可能性があります。多くの場合、残して紹介文だけ更新する形が無難になります。年に一度、残した口座の情報を確認してください。

新しい媒体が出たとき

ここは、急いで始めないでください。新しい媒体が話題になると、早く始めることに利点があるとされます。ただし続かない媒体に早く入っても、意味がありません。来店される方が使い始めてから検討しても、間に合います。一つが安定していない状態では、検討しないことです。

スタッフに任せる場合

この場合、媒体ごとに担当を分けないでください。内容が、ばらつくためです。主の媒体を担当してもらって、従は主から回す形にします。権限の設定は、媒体ごとに確認してください。任せ方は、サロンのSNSをスタッフに任せるで整理しています。

一人で営業する場合

この場合は、一つで足ります。複数を回す時間が、ないためです。主を一つ決めて、地図の情報を整えてください。この二つで、多くの店は足ります。増やすのは、時間が余ってからにすることです。事務の時間の作り方は、サロンの事務仕事をいつやるかで整理しています。

VANNAでできること

VANNAでは、店のサイトを一つ持ち、料金や営業時間、メニューの内容を一箇所で管理できます。ですからどの媒体から来た方にも、同じ最新の情報と同じ予約の入口を案内できます。カレンダー予約はMaxプランの機能で、来店前のメールリマインドは全プランで使えます。

一方で複数のSNSへ同時に投稿したり、媒体ごとの数字をまとめて表示したりする機能はありません。各媒体の運用は、それぞれの道具で行うことになります。この点は把握しておいてください。

料金はPro月額3,300円、Max月額5,500円、Max+月額11,000円で、いずれも税込です。初期費用は0円、予約や販売に対するVANNA側の手数料も0円です。現在はプレオープン期間として、2026年7月31日までの申し込みで2か月無料、以降の申し込みは1か月無料です。条件は変更される場合があるため、最新の内容はVANNA公式 料金でご確認ください。

減らす判断のほうが難しい

最後に、これを書いておきます。始めるのは簡単ですが、やめるのは難しいものです。やめると、それまでの積み重ねが無駄になった気がするためです。ただし続けられない媒体を抱えることのほうが、負担になります。

3か月に一度、抱えている媒体の数を数えてください。数が増えているなら、どれかを減らすことです。

よくある質問

複数使うべきですか

一つで足りる店は多くあります。媒体の数と予約の件数は比例しません。増やす理由を言葉にできないなら、増やさないでください。

いつ増やしてよいですか

一つ目で3か月以上、決めた頻度を保てている。件数を記録できている。追加の時間が実際にある。この三つが揃ってからです。

一つが止まりかけています

増やす段階ではありません。増やすと両方の頻度が落ちます。止まった媒体が二つある状態は、一つより印象が悪くなります。

媒体ごとの違いは

写真中心は仕上がりや店の様子、短文中心は連絡、登録者へ直接届くものは既存の方への案内、動画中心は手順や動きに向きます。

何から整えますか

地図の情報です。場所を探している方に直接届きます。費用がかからず、効果が出やすい場所です。投稿を増やすより先です。

力の配分は

主を一つ決めて、時間の8割を使ってください。従に力を入れると、主が薄くなります。

同じ内容を全部に出してよいですか

そのまま流さないでください。文字数の制限が違うため途中で切れ、ハッシュタグがそのまま出ると読みにくくなります。その媒体に合わせて直してください。

使い回してよいのはどこまでですか

写真はそのまま使えます。文章は長さを調整してください。主で出した内容を数日後に従で出す形が扱いやすい形です。

登録者へ直接届く媒体は

新規に知ってもらう用途には向きません。既に来店された方への連絡に向きます。来店時に登録を案内する形が最も確実です。

送る頻度は

月に1回から2回で足ります。頻度が高いと登録を外されます。売り込みばかりを送らないでください。配信を止める方法も明示してください。

口座の連絡先はどうしますか

店の電子メールを一つ用意し、そこから各媒体を作る形が扱いやすい形です。個人の連絡先で作らないでください。認証の設定は、紙にも控えてください。

二重に投稿していないか心配です

自動で転送する設定を入れたまま、手で同じ内容を出す場合があります。月に一度、実際の表示を自分で確認してください。

予約の窓口は媒体ごとに作りますか

一つに絞ってください。記録が分散すると、二重に受ける事故が起きます。どの媒体からでも同じ入口へ案内してください。

相互に案内しますか

紹介文に互いの場所を書いてください。投稿のたびに書く必要はありません。

数字は合算しますか

しないでください。媒体ごとに件数を数えてください。来店された方に聞くとき、媒体まで聞いてください。

媒体をまたいで数字を比べられますか

比べられません。見られた回数や反応の定義が違います。それぞれの媒体の中で、前の月と比べてください。

やめる基準は

半年やって件数がゼロなら止めてよい状態です。頻度が保てていない媒体も同じです。止める判断は3か月に一度まとめて行ってください。

やめるときは

最後の投稿で今後の更新について書き、紹介文を主の媒体への案内に書き換えてください。古い営業時間や連絡先を残さないでください。

口座は消しますか

多くの場合、残して紹介文だけ更新する形が無難です。消すと、その名前を他人に取られる可能性があります。

新しい媒体はすぐ始めますか

急がないでください。続かない媒体に早く入っても意味がありません。来店される方が使い始めてから検討して間に合います。

スタッフには媒体ごとに任せますか

分けないでください。内容がばらつきます。主の媒体を担当してもらい、従は主から回す形にしてください。

一人で営業しています

一つで足ります。主を一つ決めて、地図の情報を整えてください。この二つで、多くの店は足ります。

出典

本記事は2026年7月時点の一般的な情報の整理です。適した媒体は、業種、地域、来店される方の層によって変わります。各サービスの機能や仕様は変更される場合があります。VANNAの料金・機能・キャンペーン条件は変更される場合があります。