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エステサロン運営ガイド

エステのメニュー名の付け方|効果を言わずに、何をするかを伝える

公開: 2026年7月29日最終更新: 2026年8月1日

「小顔コース」という名前を使っていました。ある日、これは書いてよい表現なのかと不安になりました。

メニュー名は、最も目に触れる文言です。効果を言わずに、何をするかを伝える書き方があります。

メニュー名を道具・部位・時間・1行の説明で組み立てる方法を四行で整理した図
メニュー名を道具・部位・時間・1行の説明で組み立てる方法を四行で整理した図

名前は広告と同じ扱い

まず、この前提です。メニュー名も、お客様に向けた表示です。本文で気をつけていても、名前で断定していれば同じことになります。料金表、サイト、店内の掲示。すべてに載るので、最も見られる文言だと考えてください。

効果を名前にしない

基本の原則です。「シミが消える」「痩せる」「治る」。こうした結果を、名前に入れないでください。化粧品や施術で言える範囲は、限られています。範囲は、美容サロンの効果表現とコンプライアンスで整理しています。

何をするかを名前にする

代わりの書き方です。使う道具、対象の部位、かかる時間。この三つを組み合わせると、効果を言わずに書けます。

避ける名前言い換えの例
小顔コースフェイシャル 60分
痩身コースボディトリートメント 90分
シミ消しケア集中フェイシャル 75分
デトックスボディ 全身 90分
名前に入れないものを、結果の断定・医療の連想・曖昧な語の三点で示した図
名前に入れないものを、結果の断定・医療の連想・曖昧な語の三点で示した図

時間を入れる

最も実用的な工夫です。「フェイシャル 60分」の形にすると、時間が分かって予定を立てられます。効果を書かなくても、選ぶ判断ができます。問い合わせも、減ります。

部位を入れる

分かりやすさが上がります。顔だけか、体か、どの部位か。「背中・肩 45分」のような形です。範囲が明示されると、来店時の食い違いが減ります。

曖昧な言葉を避ける

「スペシャル」「プレミアム」「デラックス」。これだけでは、何が違うか分かりません。上位のメニューを作る場合は、何が増えるかを書いてください。「フェイシャル 90分(肩・デコルテを含む)」の形です。

造語を作らない

説明が必要になります。店独自の名前を付けると毎回説明することになり、検索でも見つけられません。初めての方が何のメニューか分かる名前に、してください。

商品名を使う場合

確認が要ります。使う化粧品や機器の名前をメニュー名に入れる場合、その名前が商標であれば使用の条件があるためです。メーカーに確認してください。「〇〇取扱店」と書く場合も、同じです。

「医療」を連想させない

明確に避けてください。医療行為を思わせる言葉は、使えません。エステで行えることと医療機関で行うことは異なるので、境目が曖昧な名前は避けてください。

名前を変えるときの手順を、併記・直す場所・時期・数の四つに分けた図
名前を変えるときの手順を、併記・直す場所・時期・数の四つに分けた図

名前の長さを揃える

見やすさの問題です。料金表に並べたとき、長さがばらつくと読みにくくなります。「◯◯ ◯◯分」の形で、統一してください。説明は、名前の下に短く添えます。

説明を1行添える

名前だけでは、足りません。各メニューに、何をするか、どんな方に向くかを1行で付けてください。30字から50字で足ります。これがあると、名前を短くできます。

順番を決める

並べ方も、判断に影響します。基本のメニューを上に置き、上位のものをその下に並べてください。金額の順ではなく、選んでほしい順に並べます。

数を絞る

多いほど、選ばれません。メニューが20を超えると、選べなくなります。似たものは、一つにまとめてください。考え方は、サロンのメニューを整理するで整理しています。

初回と2回目以降を分ける

必要な場合があります。初回はカウンセリングを含むため、時間が長くなるからです。その場合は、別のメニューとして書いてください。同じ名前で時間が違うと、混乱します。

組み合わせの名前

複数を受ける場合です。フェイシャルとボディを組み合わせる場合、その組み合わせに新しい名前を付けないでください。「フェイシャル60分+ボディ60分」と、そのまま書きます。考え方は、複数メニュー組み合わせ時の設計で整理しています。

回数券の名前

分かりやすくしてください。「フェイシャル60分 5回券」の形です。有効期限も、あわせて書きます。回数券の扱いは、回数券・コース契約と中途解約の実務で整理しています。

体験の名前

判断が要ります。初めての方向けの価格を用意して「体験」「お試し」という名前を使う場合、初回限りか1人1回かという条件を明示してください。書いていないと、2回目も同じ価格を求められます。

期間限定の名前

終わりを書いてください。「今だけ」「期間限定」とだけ書かず、いつまでかを明示します。終わった後も表示が残ると、問題になります。

オプションの名前

本体と、分けてください。追加できる施術には「オプション」と付け、単体では受けられない場合はその旨も書きます。追加の時間と金額も、あわせて書いてください。

指名の扱いを書く

料金に関わります。担当者を指名できる場合、その追加の金額を書いてください。メニュー名に含めず、別項目にします。指名なしの場合の扱いも、書いてください。

男性向けの表記

決めておいてください。男性のお客様を受ける場合、その旨をメニューに書きます。受けない場合も明記したほうが親切で、問い合わせが減ります。

名前を変えるとき

影響を考えてください。すでに来店されている方は、前の名前で覚えています。変える場合は、しばらく併記してください。「フェイシャル60分(旧:小顔コース)」の形です。

変える時期を選ぶ

作業が伴います。サイト、料金表、店内の掲示、投稿の過去分。すべてを直す必要があるので、一度に直せる時期を選んでください。

過去の投稿も確認する

見落とされます。以前の投稿に、古い名前が残るためです。効果を断定する名前だった場合、その投稿も見られます。主なものだけでも、確認してください。

予約の画面での見え方

登録の形も、影響します。予約を受ける画面にメニュー名が並びますが、小さい画面では長い名前が途中で切れます。先頭の10文字で区別が付く形に、してください。

検索される言葉を考える

見つけられるかに、関わります。初めての方は施術の一般的な名前で探すので、独自の名前だけだとたどり着けません。一般的な名前を、先に置いてください。

税込で書く

料金と一緒に、見られます。金額は、税込で表示してください。税抜きで書く場合は、その旨を明示します。メニューごとにばらつくと、不信を招きます。

定期的に見直す

年に1回で足ります。使わなくなったメニューが残っていないか、料金が変わったのに名前が古いままになっていないかを確認してください。見直す日を、決めておきます。

迷ったときの判断

一つの基準です。「その名前を、そのまま口で説明できるか」。説明に言い訳が必要なら、変えてください。言い切れる名前だけを、使ってください。

VANNAでできること

VANNAでは、メニュー名、内容、時間、料金を管理画面から登録し、サイトと予約の画面に反映できます。名前を変更した場合も、一か所の変更で両方に反映されます。カレンダー予約はMaxプランの機能で、来店前のメールリマインドは全プランで使えます。

メニュー名の表現が法令に適合するかを検査する機能はありません。表現の確認は、別に行うことになります。この点は把握しておいてください。

料金はPro月額3,300円、Max月額5,500円、Max+月額11,000円で、いずれも税込です。初期費用は0円、予約や販売に対するVANNA側の手数料も0円です。現在はプレオープン期間として、2026年7月31日までの申し込みで2か月無料、以降の申し込みは1か月無料です。条件は変更される場合があるため、最新の内容はVANNA公式 料金でご確認ください。

今日確認する一つ

これだけです。いまのメニュー名を、上から読んでください。効果を断定しているものがあれば、印を付けます。そこから、書き換えを始めてください。

よくある質問

メニュー名も規制の対象ですか

お客様に向けた表示です。本文で気をつけていても、名前で断定していれば同じ扱いになります。

どんな名前を避けますか

「シミが消える」「痩せる」「治る」といった結果を、名前に入れないでください。化粧品や施術で言える範囲は限られています。

代わりに何を書きますか

使う道具、対象の部位、かかる時間。この三つを組み合わせると、効果を言わずに書けます。

時間は入れますか

「フェイシャル 60分」の形にしてください。予定を立てられ、効果を書かなくても選ぶ判断ができます。

部位も書きますか

「背中・肩 45分」のような形です。範囲が明示されると、来店時の食い違いが減ります。

「スペシャル」は使えますか

何が違うか分かりません。上位のメニューを作る場合、何が増えるかを書いてください。

独自の名前を付けてよいですか

毎回説明することになり、検索でも見つけられません。初めての方が分かる名前にしてください。

商品名は入れられますか

その名前が商標である場合、使用の条件があります。メーカーに確認してください。

医療を思わせる言葉は

避けてください。エステで行えることと、医療機関で行うことは異なります。境目が曖昧な名前も避けてください。

名前の長さは揃えますか

料金表で読みにくくなります。「◯◯ ◯◯分」の形で統一し、説明は名前の下に添えてください。

説明はどのくらい書きますか

30字から50字で足ります。何をするか、どんな方に向くか。これがあると、名前を短くできます。

並べる順番は

基本のメニューを上に、上位のものをその下に。金額の順ではなく、選んでほしい順に並べてください。

いくつまで作れますか

20を超えると選べなくなります。似たものは、一つにまとめてください。

初回は分けますか

カウンセリングを含むため時間が長くなる場合、別のメニューとして書いてください。同じ名前で時間が違うと混乱します。

組み合わせに名前を付けますか

新しい名前を付けず、「フェイシャル60分+ボディ60分」とそのまま書いてください。

回数券の名前は

「フェイシャル60分 5回券」の形です。有効期限も、あわせて書いてください。

体験の名前は使えますか

条件を明示してください。初回限りか、1人1回か。書いていないと、2回目も同じ価格を求められます。

期間限定はどう書きますか

「今だけ」とだけ書かず、いつまでかを明示してください。終わった後も表示が残ると、問題になります。

オプションはどう書きますか

「オプション」と付け、単体では受けられない場合はその旨も書いてください。追加の時間と金額も添えてください。

指名料はどこに書きますか

メニュー名に含めず、別項目にしてください。指名なしの場合の扱いも書いてください。

男性のお客様は

受ける場合も受けない場合も、メニューに明記したほうが親切です。問い合わせが減ります。

名前を変えるとどうなりますか

来店されている方は前の名前で覚えています。しばらくは「(旧:〇〇)」と併記してください。

変えるときの作業は

サイト、料金表、店内の掲示、投稿の過去分。すべてを直す必要があります。一度に直せる時期を選んでください。

過去の投稿も直しますか

以前の投稿に古い名前が残ります。効果を断定する名前だった場合、主なものだけでも確認してください。

予約の画面でも見えますか

小さい画面では、長い名前が途中で切れます。先頭の10文字で区別が付く形にしてください。

検索は考えますか

初めての方は、施術の一般的な名前で探します。独自の名前だけだと、たどり着けません。

金額は税込ですか

税込で表示してください。税抜きで書く場合、その旨を明示し、メニューごとにばらつかせないでください。

見直しの頻度は

年に1回で足ります。使わなくなったメニューや、料金と合わない古い名前がないかを確認してください。

迷ったらどう判断しますか

「その名前を、そのまま口で説明できるか」。説明に言い訳が必要なら、変えてください。

今日は何をしますか

いまのメニュー名を上から読み、効果を断定しているものに印を付けてください。そこから書き換えを始めてください。

出典

本記事は2026年7月時点の一般的な情報の整理です。表示できる範囲は、施術の内容、扱う商品、個別の事情によって変わります。判断に迷う場合は、専門家にご確認ください。VANNAの料金・機能・キャンペーン条件は変更される場合があります。