本文へスキップ
物件・内装・立地

内装工事の不具合|引き渡し後に見つかったときの伝え方と直させ方

最終更新: 2026年7月29日

引き渡しの翌週、シャンプー台の下から水が滲んでいるのを見つけました。連絡すると「使い方の問題では」と言われました。

工事の不具合は、伝え方と時期で結果が変わります。順番があります。

引き渡し日に確認する項目を、水回り・電気・建具・図面との照合の四行で整理した図
引き渡し日に確認する項目を、水回り・電気・建具・図面との照合の四行で整理した図

引き渡しの日に確認する

まず、ここが分かれ目です。

引き渡しの当日に、全部を見てください。

その場で気づけば、直してもらいやすくなります。

後から言うほど、「使い方の問題」と返されます。

急がされても、確認の時間を取ってください。

確認する場所を決めておく

漏れを防げます。

水回り。排水と、水漏れの跡。

電気。すべての差し込み口と照明。

建具。扉と引き出しが、最後まで動くか。

床と壁。傷、汚れ、隙間。

場所見るもの
水回り排水/漏れ/水圧
電気差し込み口/照明/容量
建具開閉/がたつき/立て付け
内装傷/汚れ/隙間/色むら
見つけたその日にやる三つを、写真・箇条書きで送る・受け取りの保留で示した図
見つけたその日にやる三つを、写真・箇条書きで送る・受け取りの保留で示した図

実際に動かす

見るだけでは足りません。

水を流してください。

すべての照明を、点けてください。

扉を、全開まで開けてください。

引き出しを、最後まで引いてください。

動かさないと、分からない不具合があります。

図面と照らす

見落としやすい確認です。

図面と違う場所がないかを、見てください。

棚の位置。差し込み口の数。扉の向き。

違っていても、その場では気づきにくくなります。

図面を持って、確認してください。

その場で写真を撮る

証拠になります。

気になった箇所を、すべて撮ってください。

日付が記録される形で撮ってください。

引き渡しの日の状態が、後で基準になります。

気づいた点を書面にする

口頭で伝えないでください。

「ここが気になります」と口で言っても、残りません。

その日のうちに、箇条書きで送ってください。

写真を添えると、伝わります。

引き渡しを保留する選択

大きな不具合の場合です。

明らかな不具合がある場合、その場で受け取らない判断があります。

「直してから引き渡してください」と伝えてください。

受け取った後より、直してもらいやすくなります。

後から見つかった場合

慌てないでください。

すべてを引き渡しの日に見つけるのは、無理です。

後から出るものもあります。

見つけた日に、記録して連絡してください。

直すときに確認する四つを、原因・方法・日程・直った後の確認に分けた図
直すときに確認する四つを、原因・方法・日程・直った後の確認に分けた図

保証の期間を確認する

判断の基準です。

契約書に、引き渡し後の保証の期間が書かれている場合があります。

その期間内なら、無償で直してもらえる場合があります。

期間を、先に確認してください。

期間が切れていても伝える

諦めないでください。

期間が過ぎていても、工事の質に問題がある場合、対応してもらえる場合があります。

まず、伝えてください。

断られてから、次を考えてください。

「使い方の問題」と言われたら

多い返答です。

その場合、いつから、どう使っていたかを説明してください。

説明書に反する使い方をしていないなら、その旨を伝えてください。

一方的に受け入れないでください。

原因の説明を求める

これが重要です。

「なぜこうなったか」を、説明してもらってください。

原因が分からないまま直すと、また起きます。

説明できない場合、別の業者に見てもらう方法もあります。

直す方法を確認する

仕上がりが変わります。

どう直すのかを、事前に聞いてください。

一部だけ直すのか、やり直すのか。

見た目が変わる場合、その旨を確認してください。

直す日程を決める

営業への影響です。

いつ作業するのかを、決めてください。

営業日にやると、予約に影響します。

定休日か、営業前に来てもらってください。

営業を止める場合

補償の話です。

作業のために休業する場合、その分の損失が出ます。

補償されるかを、確認してください。

多くの場合、難しい交渉になります。

直った後も確認する

同じ手順です。

直した後、その場で確認してください。

直っていない場合、その場で伝えてください。

写真も、あわせて撮ってください。

何度も起きる場合

対応を変えてください。

同じ箇所が、繰り返し不具合を起こす場合があります。

その場合、原因が根本にある可能性があります。

第三者に、見てもらう判断もあります。

営業を続けられるかを判断する

安全が優先です。

漏電の疑い、水漏れ、床のぐらつき。

これらは、営業を止める判断が必要な場合があります。

お客様が怪我をすると、責任は店にあります。

危険がある場合、その場所を使わないでください。

お客様に見える場所の不具合

印象に関わります。

見える場所の傷や汚れは、店の印象を下げます。

直るまでの間、目立たない工夫をしてください。

観葉植物を置く、配置を変える。

業者が来る日をお客様に伝えるか

判断があります。

作業中に来店される場合、事前に伝えてください。

「工事のため、音が出ます」の一言で足ります。

黙っていると、不快に感じられます。

大家の承諾が要る場合

賃貸の場合です。

直す工事の内容によっては、大家の承諾が必要になります。

工事の前に、確認してください。

無断で行うと、契約に反する場合があります。

原状回復との関係

退去のときに効きます。

不具合を直した記録を、残してください。

退去のとき、どこまで戻すかの判断材料になります。

写真も、あわせて保管してください。

保険が使える場合

確認する価値があります。

水漏れなどで損害が出た場合、保険が使える場合があります。

加入している保険の内容を、確認してください。

工事の不具合が原因の場合、対象外の場合もあります。

第三者に見てもらう

判断の材料になります。

別の業者に、状態を見てもらう方法があります。

有償になる場合がありますが、判断の材料になります。

工事に関する紛争を扱う機関に、相談する方法もあります。

支払いが残っている場合

手段が残ります。

最後の支払いが残っている場合、直るまで止めてください。

止めることを、記録に残る形で伝えてください。

理由も、あわせて書いてください。

立ち会う人を決める

引き渡しの場面です。

一人で確認すると、見落とします。

可能なら、もう一人立ち会ってもらってください。

家族でもスタッフでも構いません。

指摘した内容の証人にもなります。

急かされても受け取らない

よくある場面です。

「次の現場があるので」と急かされる場合があります。

その場合でも、確認の時間を取ってください。

急いで受け取ると、後の交渉が難しくなります。

引き渡しの書面を確認する

署名する前に読んでください。

「検査に合格した」という内容の書面に、署名を求められる場合があります。

署名すると、確認したことになります。

気になる点がある場合、その旨を書き添えてください。

是正の項目を一覧にする

管理しやすくなります。

直してもらう箇所を、一覧にしてください。

それぞれに、いつ直すかを記入します。

直ったら、印を付けます。

双方が同じ一覧を持つと、抜けが減ります。

完了の確認を書面にする

最後の手続きです。

すべて直った時点で、その旨を文章で確認してください。

日付を明記してください。

その日が、保証の起点になる場合があります。

記録を続ける

必要になります。

いつ伝えたか。いつ来たか。何をしたか。

これを、続けて記録してください。

対応が進まない場合、この記録が根拠になります。

進め方は、業者とトラブルになったときで整理しています。

VANNAでできること

VANNAでは、工事の影響で営業できない日を、予約の受付から外せます。臨時の休業を、サイトと予約の画面に同時に反映できます。カレンダー予約はMaxプランの機能で、来店前のメールリマインドは全プランで使えます。

工事の不具合を判定したり、業者との交渉を代行したりする機能はありません。対応は、別に行うことになります。この点は把握しておいてください。

料金はPro月額3,300円、Max月額5,500円、Max+月額11,000円で、いずれも税込です。初期費用は0円、予約や販売に対するVANNA側の手数料も0円です。現在はプレオープン期間として、2026年7月31日までの申し込みで2か月無料、以降の申し込みは1か月無料です。条件は変更される場合があるため、最新の内容はVANNA公式 料金でご確認ください。

今日やる一つ

これだけです。

不具合を見つけたら、その日に写真を撮ってください。

そして、箇条書きで送ってください。

日が経つほど、対応が難しくなります。

よくある質問

いつ確認しますか

引き渡しの当日です。その場で気づけば直してもらいやすく、後から言うほど「使い方の問題」と返されます。

どこを見ますか

水回り、電気、建具、床と壁。排水と漏れ、すべての差し込み口と照明、扉と引き出しの動き、傷と隙間です。

見るだけでよいですか

実際に動かしてください。水を流す、すべての照明を点ける、扉を全開まで開ける、引き出しを最後まで引く。

図面も確認しますか

棚の位置、差し込み口の数、扉の向き。図面を持って確認してください。違っていても、後では気づきにくくなります。

写真は撮りますか

気になった箇所をすべて、日付が記録される形で撮ってください。引き渡しの日の状態が、後で基準になります。

口頭で伝えてよいですか

残りません。その日のうちに箇条書きで送り、写真を添えてください。

受け取らない選択はありますか

明らかな不具合がある場合、「直してから引き渡してください」と伝えてください。受け取った後より、直してもらいやすくなります。

後から見つかった場合は

すべてを当日に見つけるのは無理です。見つけた日に、記録して連絡してください。

保証の期間はありますか

契約書に書かれている場合があります。その期間内なら、無償で直してもらえる場合があります。

期間が切れていたら

工事の質に問題がある場合、対応してもらえる場合があります。まず伝えて、断られてから次を考えてください。

「使い方の問題」と言われました

いつから、どう使っていたかを説明してください。説明書に反する使い方をしていないなら、その旨を伝えてください。

原因は聞きますか

「なぜこうなったか」を説明してもらってください。原因が分からないまま直すと、また起きます。

直し方は確認しますか

一部だけ直すのか、やり直すのか。見た目が変わる場合、その旨も確認してください。

日程はどう決めますか

営業日にやると予約に影響します。定休日か、営業前に来てもらってください。

休業の補償はありますか

確認してください。多くの場合、難しい交渉になります。

直った後は

その場で確認し、直っていない場合はその場で伝えてください。写真も撮ってください。

何度も起きる場合は

原因が根本にある可能性があります。第三者に見てもらう判断もあります。

営業は続けてよいですか

漏電の疑い、水漏れ、床のぐらつきは、止める判断が必要な場合があります。お客様が怪我をすると、責任は店にあります。

見える場所の傷は

直るまでの間、目立たない工夫をしてください。観葉植物を置く、配置を変える。

作業の日はお客様に伝えますか

来店される場合、事前に伝えてください。「工事のため、音が出ます」の一言で足ります。

大家の承諾は要りますか

工事の内容によっては必要です。無断で行うと、契約に反する場合があります。

記録は退去のときに使えますか

不具合を直した記録と写真を残してください。どこまで戻すかの判断材料になります。

保険は使えますか

水漏れなどで損害が出た場合、使える場合があります。工事の不具合が原因の場合、対象外のこともあります。

第三者とは

別の業者に状態を見てもらう方法があります。工事に関する紛争を扱う機関に、相談する方法もあります。

支払いは止められますか

最後の支払いが残っている場合、直るまで止めてください。理由とあわせて、記録に残る形で伝えてください。

一人で確認しますか

可能なら、もう一人立ち会ってもらってください。見落としが減り、指摘した内容の証人にもなります。

急かされたら

「次の現場があるので」と言われても、確認の時間を取ってください。急いで受け取ると、後の交渉が難しくなります。

引き渡しの書面は

署名する前に読んでください。「検査に合格した」という内容の場合、署名すると確認したことになります。気になる点は書き添えてください。

直す箇所はどう管理しますか

一覧にして、いつ直すかを記入し、直ったら印を付けてください。双方が同じ一覧を持つと、抜けが減ります。

完了の確認は

すべて直った時点で、日付を明記して文章で確認してください。その日が、保証の起点になる場合があります。

記録は続けますか

いつ伝えたか、いつ来たか、何をしたか。対応が進まない場合、この記録が根拠になります。

今日は何をしますか

不具合を見つけたら、その日に写真を撮り、箇条書きで送ってください。日が経つほど、対応が難しくなります。

出典

本記事は2026年7月時点の一般的な情報の整理です。保証の範囲と責任の所在は、個別の契約書と工事の内容によって決まります。判断に迷う場合は、弁護士などの専門家や、工事に関する紛争を扱う機関にご相談ください。VANNAの料金・機能・キャンペーン条件は変更される場合があります。