ポータルの口コミは持ち出せない|自店に評価を残す方法
公開: 2026年7月29日最終更新: 2026年8月1日
Summary
掲載先に積んだ口コミが持ち出せない構造と、その対処を整理します。評価を積める三つの場所、地図の情報を先に整える理由、依頼できる範囲と守るべき決まり、自店のサイトに声を載せる際の許可と表現、低い評価への対応、やめる前の準備を扱います。
5年かけて、ポータルに300件の口コミが溜まりました。やめると、その300件は消えます。手元には何も残りません。
積み上げた評価が、自分のものになっていない。これが、やめられない最大の理由になります。

口コミは掲載先のもの
まず、この構造を確認してください。書かれた口コミはその掲載先の中にあるものなので、持ち出して自分のサイトに載せることはできません。書いた方の文章であるうえ、掲載先の規約もあるためです。掲載をやめた時点で見えなくなり、5年分の評価がそこで消えます。
やめられない理由になる
これが実際に起きています。手数料が重いと分かっていても、口コミが惜しくてやめられない。新しく始める場所ではゼロからになるため、この状態そのものが掲載を続ける理由になってしまいます。だからこそ、掲載している間に、別の場所にも評価を積んでください。
掲載先の中と、外に分ける
考え方の整理です。掲載先の中の口コミは持ち出せませんが、地図の情報に書かれた口コミは掲載先とは別に残ります。自店のサイトに載せた声は自分で管理でき、来店された方の記録も店の中に残ります。つまり、外に積める場所が三つあることになります。
| 場所 | 誰のものか | やめたら |
|---|---|---|
| ポータルの口コミ | 掲載先 | 消える |
| 地図の情報の口コミ | 別の事業者 | 残る |
| 自店のサイトの声 | 自店 | 残る |
| 顧客の記録 | 自店 | 残る |

地図の情報を先に整える
三つのうち、最も価値があります。地図の情報に書かれた口コミは掲載先をやめても残り、費用もかからず、場所を探している方に直接届くためです。掲載を続けている間に、こちらにも評価を積んでください。整えていない店が、多くあります。
口コミを依頼するときの線引き
守るべき決まりがあります。事業者が第三者を装って書くことはできませんし、書く見返りに割引や物を渡すことも問題になります。依頼できるのは「よろしければ書いてください」と伝えるところまでで、内容を指定することもできません。詳しくは、口コミの依頼とステルスマーケティング規制で整理しています。
頼み方を決める
言葉を統一してください。会計のときに「よろしければ、感想を書いていただけると助かります」と一言添える形が基本です。書く場所は、その場で示してください。紙を渡す方法もあります。強く求めず、断られてもそのまま終えてください。
誰に頼むかを決める
全員に頼まないでください。満足いただけたと分かる方に絞らないと、そうでない方に頼んだ結果として低い評価が付きます。2回目以降の来店の方が頼みやすい相手で、初回の方に頼むと負担に感じられる場合があります。
自店のサイトに声を載せる
自分で管理できる場所です。来店された方の感想を、掲載の許可を得たうえで載せてください。氏名の扱いは必ず確認が要ります。匿名にするか、頭文字にするか、年代だけにするか。許可の範囲は、記録に残してください。
載せる内容の注意
事実として書ける範囲があります。効き目を断定する感想は、体験談の形であっても規制の対象になるため、そのまま載せないでください。「治った」「必ず良くなる」といった表現は避け、個人差がある旨を添えてください。範囲は、美容サロンの効果表現とコンプライアンスで整理しています。
良い声だけを選ばない
信用に関わります。良い内容だけを並べると、作られたものに見えるためです。改善を求める内容も、それにどう対応したかと一緒に載せる方法があり、そのほうが実在する店として伝わります。ただし、個人が特定される内容は避けてください。

顧客の記録に残す
外には出さない資産です。来店された方が何を言ったか、満足された点と気になった点を記録に残してください。公開しなくても、次の来店で使えるという価値があります。記録の書き方は、サロンの施術記録の書き方で整理しています。
数を目標にしない
内容が薄くなります。「口コミを100件にする」を目標にすると頼み方が強くなり、強く頼まれた方は負担に感じます。読まれるのは数より内容です。月に数件でも、続けば積み上がります。
低い評価が付いたとき
多くの場合、掲載先の口コミは削除できません。明らかな事実の誤りや規約に反する内容であれば申し立てができる場合がありますが、それ以外は返信で対応することになります。対応の仕方は、サロンの低評価口コミへの対応で整理しています。
返信の内容を揃える
返信は、書いた方だけでなく他の方も読んでいます。そのため、感情的な返信は印象を大きく損ないます。事実の誤りがあれば静かに訂正し、感じ方の違いには反論しないでください。
掲載をやめる前にすること
準備の期間が要ります。地図の情報を整えて口コミを積み始める、自店のサイトに声を載せる、来店された方に次の予約の方法を伝える。これらを済ませてから、やめる時期を決めてください。時期の決め方は、ポータルをやめる時期で整理しています。
口コミの内容を控えておく
そのまま載せることはできませんが、記録として控えることはできます。書かれた内容を自分の記録に残しておくと、どんな点が評価されているかが分かり、その傾向をサイトの説明に反映できます。ただし、内容をそのまま転載しないでください。権利の問題があります。
評価されている点を言葉にする
サイトに書ける形です。口コミを読むと「話しやすい」「時間が正確」「説明が丁寧」といった言葉が繰り返し出てきます。これらを自店の説明として書いてください。口コミの引用ではなく自分の言葉として書けば、問題ありません。
掲載を続けながら積む
同時に進めてください。やめてから始めると、その間が空白になるためです。掲載を続けている間に、地図と自店のサイトを整えてください。費用がかかるのは掲載の分だけで、積む作業そのものに費用はかかりません。
書きやすい状況を作る
頼む前にできることがあります。書く場所をその場で開ける形にしてください。読み取る図案を印刷して会計の場所に置く方法があります。探させると、書かれません。書くのに時間がかかる形も避けてください。
返信を必ず書く
次の方に影響します。書かれた口コミに返信があると、他の方も書きやすくなるためです。短くて構いませんが、定型の文だけを並べず、内容に触れてください。低い評価にも、同じ姿勢で返してください。
掲載先ごとに分けて数える
まとめないでください。どの場所に何件積まれているかを月ごとに記録すると、状態が見えます。地図の情報だけが増えている状態が望ましく、ポータルだけが増えている場合は、やめたときに失う量が増えていることになります。
積むのに時間がかかる
早く始めてください。地図の情報の口コミは数か月では増えず、1年で数十件が現実的な目安です。やめる予定がなくても始めておいてください。始めるのが早いほど、選択肢が増えます。
VANNAでできること
VANNAでは、自店のサイトに来店された方の声を掲載でき、内容の追加や削除も管理画面から行えます。顧客ごとの記録に感想をメモとして残せるため、公開しない評価も店側に蓄積されます。カレンダー予約はMaxプランの機能で、来店前のメールリマインドは全プランで使えます。
ポータルの口コミを取り込んだり、他社の口コミを転載したりする機能はありません。口コミの管理は、それぞれの掲載先で行うことになります。この点は把握しておいてください。
料金はPro月額3,300円、Max月額5,500円、Max+月額11,000円で、いずれも税込です。初期費用は0円、予約や販売に対するVANNA側の手数料も0円です。現在はプレオープン期間として、2026年7月31日までの申し込みで2か月無料、以降の申し込みは1か月無料です。条件は変更される場合があるため、最新の内容はVANNA公式 料金でご確認ください。
今月から始める三つ
やめる予定がなくても、始めてください。地図の情報を整える。写真、営業時間、料金の目安。会計のときに添える一言を決める。自店のサイトに、声を載せる場所を作る。この三つで、外に積める場所ができます。
よくある質問
ポータルの口コミは持ち出せますか
持ち出せません。書かれた口コミは掲載先の中にあり、自分のサイトに載せることはできません。やめた時点で見えなくなります。
やめられない理由になりますか
なっています。手数料が重いと分かっていても、口コミが惜しくてやめられない。だからこそ、掲載している間に別の場所にも積んでください。
どこに積めますか
地図の情報、自店のサイト、顧客の記録。この三つは、掲載先をやめても残ります。
何から始めますか
地図の情報です。費用がかからず、場所を探している方に直接届き、掲載先をやめても残ります。整えていない店が多くあります。
口コミを依頼してよいですか
「よろしければ書いてください」と伝えるまでです。第三者を装うこと、見返りに割引や物を渡すこと、内容を指定することはできません。
どう頼みますか
会計のときに一言添える形が基本です。書く場所をその場で示してください。強く求めず、断られてもそのまま終えてください。
誰に頼みますか
満足いただけたと分かる方に絞ってください。全員に頼むと、低い評価が付きます。2回目以降の方が頼みやすい相手です。
自店のサイトに載せる場合は
掲載の許可を得てください。氏名の扱い、匿名か頭文字か年代だけか。許可の範囲を記録に残してください。
内容に制限はありますか
効き目を断定する感想は、体験談の形であっても規制の対象になります。そのまま載せず、個人差がある旨を添えてください。
良い声だけを載せてよいですか
良い内容だけを並べると、作られたものに見えます。改善を求める内容も、対応と一緒に載せる方法があります。
公開しない記録も価値がありますか
あります。満足された点、気になった点を顧客の記録に残してください。次の来店で使えます。
件数を目標にしてよいですか
数を目標にすると、頼み方が強くなります。読まれるのは数より内容です。月に数件でも、続けば積み上がります。
低い評価は消せますか
多くの場合、削除できません。明らかな事実の誤りや規約違反なら申し立てができる場合がありますが、それ以外は返信で対応してください。
返信で気をつけることは
書いた方だけでなく、他の方も読んでいます。感情的な返信は印象を大きく損ないます。感じ方の違いには、反論しないでください。
やめる前に何をしますか
地図の情報を整えて口コミを積み始める、自店のサイトに声を載せる、次の予約の方法を伝える。これらを済ませてから時期を決めてください。
書かれた内容は控えてよいですか
自分の記録として控えるのは構いません。どんな点が評価されているかが分かります。ただし、そのまま転載しないでください。
評価されている点はどう使いますか
繰り返し出てくる言葉を、自店の説明として書いてください。口コミの引用ではなく自分の言葉として書けば、問題ありません。
掲載をやめてから始めればよいですか
やめてから始めると、その間が空白になります。掲載を続けている間に、地図と自店のサイトを整えてください。積む作業に費用はかかりません。
書きやすくする工夫は
書く場所をその場で開ける形にしてください。読み取る図案を印刷して会計の場所に置く方法があります。探させると、書かれません。
返信は書きますか
書いてください。返信があると、他の方も書きやすくなります。短くて構いませんが、定型の文だけを並べず、内容に触れてください。
件数はどう記録しますか
掲載先ごとに分けて、月ごとに記録してください。ポータルだけが増えている場合、やめたときに失う量が増えていることになります。
どのくらいで積み上がりますか
1年で数十件が現実的な目安で、数か月では増えません。やめる予定がなくても、早く始めるほど選択肢が増えます。
今月は何をすればよいですか
地図の情報を整える、会計のときに添える一言を決める、自店のサイトに声を載せる場所を作る。この三つです。
掲載先が複数ある場合はどこに頼みますか
分散させないでください。頼む先を一つに絞ったほうが、その場所に集中して積み上がります。やめる可能性が最も低い場所、つまり地図の情報を選ぶのが基本です。
出典
本記事は2026年7月時点の一般的な情報の整理です。各掲載先の規約と、口コミの扱いは予告なく変更されます。表示や依頼の可否については、必要に応じて専門家にご確認ください。VANNAの料金・機能・キャンペーン条件は変更される場合があります。



