サロンの悪天候時の判断|台風や大雪で休業するかどうか
公開: 2026年7月28日最終更新: 2026年8月1日
Summary
天候による休業と予約の扱いを整理します。判断の基準の決め方、連絡の手順、振替の扱い、お客様側の都合での変更、営業する場合の備え、収入への影響、地域による違いまでを扱います。
台風が近づいている。明日の予約をどうするか。前日の夜まで決められない。
決めていないと、当日の朝に慌てます。そして、判断が遅れるほど、お客様も困ります。

判断の基準を先に決める
天候のたびに考えるのではなく、基準を持ってください。公的な情報を基準にする方法があります。警報が出たら休業する、という形です。交通機関の状況を基準にする方法もあります。最寄りの路線が止まったら、という判断です。自分の判断で決める方法もありますが、基準がないと迷います。
いつ判断するかも決めてください。前日の夕方、当日の朝。決めた基準を事前に公開すれば、お客様が予定を立てられます。基準があると判断が速くなり、その速さが双方の負担を減らします。
| 基準の例 | 内容 |
|---|---|
| 警報の発表 | 特定の警報が出たら休業 |
| 交通機関 | 最寄りの路線が止まったら判断 |
| 判断の時刻 | 前日の夕方、当日の朝 |
安全を優先する
売上より、安全を優先してください。来店される方が、危険な状況で移動することになるためです。スタッフの通勤も同じで、無理に出勤させないでください。自分自身も店にたどり着けない場合がありますし、たどり着いても帰れなくなる可能性があります。施術の途中で状況が悪化すると、対応が難しくなります。
「まだ大丈夫」で判断すると、遅れます。早めに決めてください。
連絡の手順を決める
休業を決めたら、伝える必要があります。その日に予約が入っている方の全員に、個別に連絡してください。連絡の手段を決めておいてください。電話、メッセージ、メール。相手によって使い分けます。連絡がつかない方への対応も決めてください。留守番電話にメッセージを残す、複数の手段で試す。公開する場所も決めてください。ホームページ、SNS、店頭の掲示。
連絡の順番も決めてください。早い時間の予約から順に、あるいは遠方から来る方から。一斉に送れる手段があると、時間が短くて済みます。ただし、個別の事情がある方には、別途連絡してください。

振替の扱い
休業した分の予約を、どうするか決めてください。代わりの日時を提案してください。休業を伝える連絡と同時に行うと、話が早く済みます。キャンセルの費用は求めないでください。店の判断による休業です。すでに支払われている場合、返金か振替かを選んでいただいてください。
振替の枠も確保してください。通常の予約で埋まっていると、振替を受けられません。一度に多くの振替が生じるため、数日にわたって調整する形になります。急ぐ事情がある方を優先してください。すべてを同じ扱いにすると、必要な方が入れません。
お客様側の都合での変更
店は営業しているが、来られない方もいます。天候を理由とする変更を、どう扱うかを決めてください。キャンセルの費用を求めるかどうか。求めない判断が一般的ですが、決めておく必要があります。無理に来ていただかないでください。事故が起きれば、双方にとって不幸です。「来られないなら費用がかかる」という運用だと、無理をして来る方が出ます。
判断を相手に委ねる形が、扱いやすくなります。「危険を感じられたら、ご遠慮なくご連絡ください」と伝えてください。前日に連絡する方法もあり、天候が悪化しそうならこちらから確認します。
| 場面 | 扱い |
|---|---|
| 店の判断で休業 | キャンセル費用は求めない。振替を提案 |
| お客様が来られない | 費用を求めない判断が一般的 |
| 判断に迷う天候 | 相手に判断を委ね、無理をさせない |
営業する場合の備え
休業しないと決めた場合も、備えが要ります。来店される方が濡れた状態で来るので、タオルや傘の置き場を用意してください。床が滑るため、マットを敷くなど転倒への対策も要ります。停電の可能性もあるので、施術の途中で止まると困る内容は避ける判断もあります。交通機関が止まると帰宅できなくなるため、早めに切り上げる判断をしてください。
営業を続けるか、途中で閉めるかの判断も、基準を決めておいてください。スタッフの帰宅手段も確認してください。

記録を残す
天候による休業や変更は、記録してください。いつ、どういう理由で休業したか。何件の予約に影響し、そのうち何件が振替になったか。どう連絡し、どのように振り替えたか。売上への影響も記録してください。年間で見ると、無視できない額になる場合があります。
翌年の同じ時期の参考になります。台風の多い時期、雪の降る時期。傾向が見えます。記録があると、判断の基準を見直せます。休業しすぎている、あるいは判断が遅い。
VANNAでできること
VANNAでは、臨時の休業を設定でき、その日の予約受付を止められます。ホームページに休業の案内を掲載することもできます。予約が入っている方の連絡先は、顧客の記録から確認できます。カレンダー予約はMaxプランの機能で、来店前のメールリマインドは全プランで使えます。
一斉に連絡を送る機能はありません。個別の連絡は自分で行うことになります。この点は把握しておいてください。
料金はPro月額3,300円、Max月額5,500円、Max+月額11,000円で、いずれも税込です。初期費用は0円、予約や販売に対するVANNA側の手数料も0円です。決済を使う場合のStripe決済手数料は店舗負担で別途かかります。現在はプレオープン期間として、2026年7月31日までの申し込みで2か月無料、以降の申し込みは1か月無料です。条件は変更される場合があるため、最新の内容はVANNA公式 料金でご確認ください。
収入への影響に備える
天候による休業は、避けられません。年に何日かは休業する前提で、資金の計画を立ててください。固定費は、休業しても出ていきます。家賃、光熱費、通信、保険。季節による偏りもあります。台風の時期、雪の時期。地域によって、影響を受ける月が違います。
保険で補償される場合があるかを確認してください。休業に対する補償を含む契約があります。ただし、条件があります。どういう場合に対象となるかを、契約する前に確認してください。貯えがあると、休業の判断が速くなります。「休むと今月が厳しい」という状態だと、無理をします。
地域による違い
住んでいる地域で、備えるべき内容が変わります。雪の多い地域では、除雪の手配が要ります。駐車場、入口、通路。誰がいつ行うかも決めてください。台風の通り道にある地域では、風への備えが要ります。看板、置いてあるもの。洪水のおそれがある地域では、避難の判断が必要になります。自治体の情報を確認してください。地震はどこでも起こりえます。天候とは別の備えが要ります。
自治体が出している災害の情報を確認してください。想定される被害が分かります。近隣の同業がどうしているかを聞いておくと、判断の参考になります。
店舗そのものへの備え
建物や設備への影響も想定してください。風で飛ぶものを、屋外に置かないでください。看板、鉢、置き看板。雨漏りの箇所を把握してください。過去に漏れた場所は、繰り返します。排水の状態も確認してください。詰まっていると、水が溜まります。営業中に止まると暗くなるので、停電に備えて懐中電灯を用意してください。冷蔵が必要な商材がある場合は、停電したときの扱いも決めておきます。
浸水のおそれがある場所では、床に直接物を置かず、棚の下段も避けます。火災保険の内容も、確認してください。水害が対象かどうかは、契約によります。
復旧までの動き
被害が出た場合の順序を、決めておいてください。まず、安全を確認します。建物の状態、電気、ガス、水道。次に、被害の状況を記録してください。写真は、保険の請求に使います。保険会社へは、早く連絡するほどその後の対応が進みます。営業できるかも判断してください。一部だけでも可能か、完全に無理か。設備が使えるかも、確認します。
お客様への連絡は、見通しが立ってから行ってください。曖昧な情報を出すと、混乱します。復旧の見込みを伝えてください。分からない場合、「分かり次第お伝えします」と伝えます。
予約を受ける段階での案内
天候が不安定な時期は、予約の時点で伝えられます。「天候により、休業する場合があります」と案内してください。その場合の連絡方法も、あわせて伝えます。どこに連絡が来るか。キャンセルの扱いも、この時点で伝えてください。天候を理由とする変更に費用が生じないなら、そのことを明示します。移動の負担が大きくなるので、遠方から来られる方には特に伝えてください。
予約の確認の連絡で、天候に触れる方法もあります。前日の連絡で、状況を共有できます。事前に伝えていれば、当日の連絡が唐突になりません。
| 伝える時点 | 内容 |
|---|---|
| 予約を受けるとき | 休業の可能性と連絡の方法 |
| 前日の確認 | その時点の見込み |
| 判断した時点 | 休業か営業か、振替の提案 |
スタッフがいる場合
働く人の安全も、判断に含めてください。通勤が危険な状況では、出勤させないでください。判断を誰が行うかと、連絡の系統も決めておきます。誰が誰に伝えるか。休業した場合の賃金の扱いも、決めてください。労働の条件に関わる問題です。判断に迷う場合、社会保険労務士に確認してください。
自宅が遠い人ほど、影響が大きくなります。個別に判断する場面も、あるでしょう。帰宅できなくなる可能性がある場合は、早めに帰す判断をしてください。無理をさせると事故につながり、事故が起きれば店の責任も問われます。
判断を伝える文面を用意する
急なときに、文面を考える余裕はありません。休業を伝える文、営業するが無理をしないでほしいと伝える文。この二つを、先に書いておいてください。
書いておく内容は、休業か営業かの結論、理由、振替の提案、返信の要否です。当日は、日付と時間帯を差し替えるだけで送れます。慌てて書くと、必要な情報が抜けます。
よくある質問
休業の判断基準はどう決めますか
警報の発表、交通機関の状況、自分の判断。いずれでも構いませんが、基準を先に決めてください。いつ判断するかも決め、事前に公開しておくと、お客様が予定を立てられます。
いつ判断すればよいですか
早めに決めてください。「まだ大丈夫」で判断すると遅れます。前日の夕方か当日の朝、と決めておくと迷いません。
休業したら、キャンセル費用は
求めないでください。店の判断による休業です。代わりの日時を、休業を伝える連絡と同時に提案すると話が早く済みます。
お客様が天候を理由に来られない場合は
費用を求めない判断が一般的です。「来られないなら費用がかかる」という運用だと、無理をして来る方が出ます。判断を相手に委ねる形が扱いやすくなります。
営業する場合の備えは
濡れた状態で来られるため、タオルと傘の置き場。床が滑るため転倒への対策。停電の可能性もあります。途中で閉める判断の基準も決めておいてください。
振替の枠が足りません
通常の予約で埋まっていると、振替を受けられません。一度に多くの振替が生じるため、数日にわたって調整する形になります。急ぐ事情がある方を優先してください。
収入への影響にどう備えますか
年に何日かは休業する前提で、資金の計画を立ててください。固定費は休業しても出ていきます。休業に対する補償を含む保険があるかも確認してください。
記録は必要ですか
いつ、なぜ休業し、何件に影響し、どう振り替えたか。売上への影響も記録してください。翌年の同じ時期の参考になり、判断の基準を見直す材料にもなります。
地域によって備えは違いますか
違います。雪の多い地域では除雪の手配、台風の通り道では風への備え、洪水のおそれがある地域では避難の判断。自治体が出している災害の情報を確認してください。
予約の段階で伝えることは
「天候により休業する場合があります」と、連絡の方法をあわせて伝えてください。キャンセルの扱いも明示します。事前に伝えていれば、当日の連絡が唐突になりません。
スタッフの出勤はどう判断しますか
通勤が危険な状況では、出勤させないでください。休業した場合の賃金の扱いは、労働の条件に関わります。判断に迷う場合、社会保険労務士に確認してください。
営業を途中でやめる判断は
交通機関が止まると、帰宅できなくなります。早めに切り上げる判断をしてください。スタッフの帰宅手段も確認してください。
建物や設備への備えは
風で飛ぶものを屋外に置かない、雨漏りの箇所を把握する、排水の詰まりを確認する、停電に備えて懐中電灯を用意する。火災保険で水害が対象かどうかは、契約によります。
被害が出たらどう動きますか
まず安全を確認し、被害の状況を写真で記録してください。保険会社へは早めに連絡します。お客様への連絡は、見通しが立ってから行ってください。曖昧な情報を出すと混乱します。
遠方から来る方への対応は
移動の負担が大きくなるため、特に早く連絡してください。予約の時点でも、天候による休業の可能性を伝えておいてください。
連絡の文面は用意しておくべきですか
急なときに考える余裕はありません。休業を伝える文と、無理をしないでほしいと伝える文を、先に書いておいてください。当日は日付を差し替えるだけで送れます。
出典
本記事は2026年7月時点の一般的な情報の整理です。適した判断の基準は、地域、立地、来店される方の交通手段によって変わります。災害時の対応は、自治体および気象庁の情報に従ってください。VANNAの料金・機能・キャンペーン条件は変更される場合があります。



