清掃・リネン業者とのトラブル|品質が落ちたときの伝え方
公開: 2026年7月29日最終更新: 2026年8月1日
Summary
サロンが清掃やリネンを委託する場合の品質のトラブルと、その伝え方を整理します。基準を契約の時点で共有する方法、気づいた時点で写真を添えて伝える手順、枚数と頻度の確認、清掃の範囲と鍵の管理、担当者が変わったときの対応、業者を変える前の準備を扱います。
リネンの業者を変えて3か月。最初はきれいでしたが、最近はシミの残ったタオルが混ざるようになりました。言いにくくて、そのままにしています。
質が落ちるのは、伝えていないためです。伝え方を決めておくことで、続けやすくなります。

品質の基準を決める
出発点は、基準を言葉にすることです。「きれいに」では、伝わりません。シミが無いこと、匂いが残っていないこと、破れやほつれが無いこと。この三つを、先に共有してください。
契約の時点で伝える
後から言うより、契約の時点で伝えるほうが確実です。サロンで使うものであること、お客様の肌に直接触れることを伝えてください。一般の用途とは、求める水準が違うためです。
| 決めること | 内容 |
|---|---|
| 品質の基準 | シミ/匂い/破れ |
| 交換の頻度 | 週に何回 |
| 枚数 | 1回に何枚 |
| 不良の扱い | 見つけたときの対応 |

気づいた時点で伝える
問題は、溜めないでください。1枚見つけた時点で、伝えます。溜めてからまとめて言うと、どうしても感情的になるためです。その都度なら、事実として淡々と伝えられます。
写真を撮って送る
言葉で「シミがありました」と伝えるより、写真のほうが確実です。ですから日付が記録される形で、撮ってください。改善の依頼も、具体的になります。
枚数を数える
契約した枚数が届いているかを、数えて確認してください。足りない日が続くようなら、その旨も伝えます。
交換の頻度を確認する
週に何回、交換に来るのか。その頻度で、足りているのか。繁忙期に足りなくなることがあるため、あらかじめ確認しておいてください。
予備の枚数を持つ
届かない日や足りない日は、必ずあります。ですから数日分の予備を、持っておいてください。営業が止まるより、はるかに良い状態だからです。
自分で洗う分を残す
すべてを委託せず、一部を自分で洗う形もあります。急に必要になったときに、対応できるためです。ただし洗濯の時間と設備が、要ります。
清掃の範囲を決める
清掃を委託する場合は、範囲を明確にしてください。床、水回り、窓、ごみの処理。どこまで含むかを、書面で確認します。

頻度と時間を決める
週に何回、何時に来るのか。営業時間中か、それとも閉店後か。鍵を渡す場合は、その管理まで含めて決めてください。
鍵を渡す場合の取り決め
鍵の扱いは、慎重にしてください。誰が持つのか、紛失した場合はどうするのか、担当者が変わったときにどう引き継ぐのか。これらを、書面で確認します。
顧客の情報に触れない範囲
清掃の方が顧客の記録に触れない配置に、してください。書類や端末は、鍵のかかる場所に置きます。その旨も、あわせて伝えておきます。
費用の内訳を確認する
見積もりは、内訳まで見てください。1枚あたりの単価か、月額か。回収と配送の費用が、含まれるか。汚れがひどい場合の追加の費用が、あるか。
破損したときの負担
自分の店で破いた場合に弁償するのか、その金額はいくらか。逆に業者側の作業で傷んだ場合は、どうなるのか。これも、決めておいてください。
数が合わない場合の扱い
出した枚数と戻った枚数が、合わないこともあります。どちらの側で紛失したかが争点になるため、出すときの枚数を記録してください。
記録を残す習慣
出した日と枚数、戻った日と枚数。紙1枚に書くだけで、足ります。この記録があることで、話がはるかに早く進みます。
汚れがひどいものを分ける
薬剤が強く付いたものは、別にしてください。そのまま混ぜると、他のものに移る場合があるためです。事前に伝えておくことで、より確実になります。
衛生の基準を確認する
業種によっては、洗濯や消毒の方法について決まりがある場合もあります。ですから委託する業者がその基準を満たしているかを、確認してください。考え方は、エステサロンの衛生管理で整理しています。
質が落ちたときの伝え方
「最近、雑ですね」とは、言わないでください。「先週、この部分が残っていました」と、事実を具体的に伝えます。そのほうが、相手も対処しやすくなります。
担当者が変わったとき
担当の方が変わると、やり方も変わります。基準が引き継がれていないことがあるため、改めて伝えてください。
改善されない場合
現場の方に伝えても変わらない場合は、会社の窓口へ連絡してください。そこでも改善されないなら、業者を変える判断になります。
一時的に止める判断
予約が少ない時期に、枚数を減らせるかを確認してください。減らせる契約なら、費用を抑えられます。一方で固定の枚数の契約では、これができません。
繁忙期に増やせるか
逆に予約が集中する時期に枚数を増やせるかも、聞いておいてください。急な増加に対応してもらえるかどうかは、事前に確認しておく事項です。
変える前に他社を探す
やめてから探すと、その間が困ります。ですから先に他社の見積もりを取り、移る先を決めてから解約を伝えてください。
解約の予告を確認する
何か月前に伝えれば、やめられるのか。最低の契約期間が、あるのか。自動で、更新されるのか。この三つを、確認しておきます。
費用だけで選ばない
安い業者に変えて、質が落ちることもあります。お客様が、直接触れるものです。ですから費用と質の両方で、判断してください。
お客様からの指摘
「タオルが少し」とお客様に言われた場合、すでに限界を超えています。ですからその時点で、すぐ対応してください。本来は言われる前に自分で気づく形に、しておくべきです。
自分で確認する時間を作る
届いた日に、数枚を抜き取って確認してください。全部を見る必要は、ありません。数枚見ることで、傾向は分かります。
使う前に一枚ずつ見る
お客様に使う前に、広げて確認してください。シミがあれば、その場で別のものに替えられます。使ってから気づいたのでは、遅すぎるためです。
保管の場所を清潔にする
きれいなものが届いても、保管が悪ければ意味がありません。ですから湿気の少ない場所に収納して、床に直接置かないでください。
在庫の回転を管理する
新しく届いたものは、下に入れてください。上から使う形にしないと、古いものが残り続けるためです。
使い捨てに切り替える判断
質の管理に手間がかかりすぎる場合は、一部を使い捨てのものに切り替える選択もあります。1枚あたりの単価は上がりますが、洗濯の委託、枚数の管理、質の確認といった手間がまとめて消えるためです。フェイスシートや枕カバーのように直接顔に触れるものから切り替えることで、お客様の安心にもつながります。すべてを切り替える必要はなく、手間の大きい部分だけで構いません。
総額で比べる
委託と使い捨てを比べるときは、1枚の単価だけを見ないでください。委託には確認の手間、記録の手間、質が落ちたときの交渉の時間が含まれているためです。その時間を自分の時給に換算して足すことで、見え方が変わります。逆に枚数が多い店では、委託のほうが圧倒的に安く済みます。ですから自分の店の枚数で、計算してください。
定期的に見直す
半年に1回、質と費用を確認してください。慣れてしまうと、質の低下に気づかなくなるためです。初めて来た方の目で見るつもりで、確認します。
VANNAでできること
VANNAでは、清掃やリネンの委託は扱えませんが、予約の件数から必要な枚数の見込みを立てられます。繁忙期の予測にも使えます。カレンダー予約はMaxプランの機能で、来店前のメールリマインドは全プランで使えます。
業者を紹介したり、品質を確認したりする機能はありません。委託の管理は、別に行うことになります。この点は把握しておいてください。
料金はPro月額3,300円、Max月額5,500円、Max+月額11,000円で、いずれも税込です。初期費用は0円、予約や販売に対するVANNA側の手数料も0円です。現在はプレオープン期間として、2026年7月31日までの申し込みで2か月無料、以降の申し込みは1か月無料です。条件は変更される場合があるため、最新の内容はVANNA公式 料金でご確認ください。
今日やる一つ
気になっていることを、一つだけ伝えてください。写真を添えて、事実として伝えます。伝えないと、何も変わらないためです。
よくある質問
品質はどう伝えますか
「きれいに」では伝わりません。シミが無い、匂いが残っていない、破れやほつれが無い。この基準を先に共有してください。
いつ伝えますか
契約の時点です。サロンで使うもので、お客様の肌に直接触れることを伝えてください。求める水準が違います。
問題を見つけたら
1枚見つけた時点で伝えてください。溜めてからまとめて言うと、感情的になります。
写真は撮りますか
言葉より確実です。日付が記録される形で撮ってください。改善の依頼も、具体的になります。
枚数は数えますか
契約した枚数が届いているか、数えて確認してください。足りない日が続く場合、伝えてください。
交換の頻度は
週に何回来るか、その頻度で足りているか。繁忙期に足りなくなる場合があります。
予備は持ちますか
届かない日や足りない日があります。数日分の予備を持っておいてください。
一部を自分で洗いますか
すべてを委託しない形もあります。急に必要になったとき、対応できます。ただし、洗濯の時間と設備が要ります。
清掃の範囲は
床、水回り、窓、ごみの処理。どこまで含むかを、書面で確認してください。
頻度と時間は
週に何回、何時に来るか。営業時間中か閉店後か。鍵を渡す場合、その管理も決めてください。
鍵を渡す場合は
誰が持つか、紛失した場合の対応、担当者が変わった場合の引き継ぎ。書面で確認してください。
顧客の情報は
清掃の方が触れない配置にしてください。書類や端末は、鍵のかかる場所に置き、その旨も伝えてください。
費用の内訳は
1枚あたりか月額か、回収と配送の費用が含まれるか、汚れがひどい場合の追加があるか。確認してください。
破損したらどうなりますか
自分の店で破いた場合の弁償と金額、業者側の作業で傷んだ場合の扱い。決めておいてください。
数が合わない場合は
どちらの側で紛失したかが争点になります。出すときの枚数を記録してください。
記録は何を残しますか
出した日と枚数、戻った日と枚数。紙1枚に書くだけで足ります。話が早くなります。
汚れがひどいものは
別にしてください。そのまま混ぜると、他のものに移る場合があります。事前に伝えてください。
衛生の基準はありますか
洗濯や消毒の方法について、決まりがある場合があります。委託する業者が満たしているかを確認してください。
質が落ちたときの言い方は
「最近、雑ですね」ではなく、「先週、この部分が残っていました」。事実を具体的に伝えてください。
担当者が変わりました
やり方も変わります。基準を改めて伝えてください。引き継がれていない場合があります。
改善されない場合は
会社の窓口に連絡してください。そこで改善されない場合、変える判断をしてください。
閑散期に減らせますか
減らせる契約なら、費用を抑えられます。固定の枚数の契約だと、できません。
繁忙期に増やせますか
急な増加に対応してもらえるか、事前に聞いておいてください。
変える前に何をしますか
先に他社の見積もりを取り、移る先を決めてから解約を伝えてください。やめてから探すと、その間が困ります。
解約の条件は
何か月前に伝えればやめられるか、最低の契約期間があるか、自動で更新されるか。
安いところに変えてよいですか
質が落ちる場合があります。お客様が触れるものです。費用と質の両方で判断してください。
お客様に指摘されました
すでに限界を超えています。その時点ですぐ対応し、言われる前に自分で気づく形にしてください。
自分でどう確認しますか
届いた日に、数枚を抜き取って確認してください。全部を見る必要はありません。傾向が分かります。
使う前にも見ますか
広げて確認してください。シミがあれば、その場で別のものに替えられます。使ってから気づくと、遅すぎます。
保管の場所は
きれいなものが届いても、保管が悪いと意味がありません。湿気の少ない場所に収納し、床に直接置かないでください。
在庫はどう回しますか
新しく届いたものを下に入れてください。上から使うと、古いものが残り続けます。
見直しの頻度は
半年に1回、質と費用を確認してください。慣れると、質の低下に気づかなくなります。
使い捨てにする選択はありますか
質の管理に手間がかかりすぎるなら、一部を使い捨てに切り替える方法があります。直接顔に触れるものから切り替えると、お客様の安心にもつながります。
委託と使い捨てはどう比べますか
1枚の単価だけでなく、確認や記録、交渉にかかる時間も足してください。枚数が多い店では、委託のほうが安く済みます。
今日は何をしますか
気になっていることを、一つだけ伝えてください。写真を添えて、事実として。伝えないと、変わりません。
出典
本記事は2026年7月時点の一般的な情報の整理です。委託の条件と解約の手続きは、個別の契約によって決まります。衛生に関する要件は、業種と自治体によって異なります。判断に迷う場合は、所管の窓口や専門家にご確認ください。VANNAの料金・機能・キャンペーン条件は変更される場合があります。



