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経営・数値・利益

サロンのメニュー表の作り方|選べない状態を終わらせる整理

最終更新: 2026年7月28日

Summary

メニューが多くて選ばれない状態を直す方法。選べない原因、数の減らし方、分け方の決め方、1つのメニューに書く5項目、勧め方、価格の見せ方、掲載場所ごとの書き分けまでを整理します。

メニューを増やしてきた結果、一覧が長くなった。何を選べばよいか聞かれることが増えた。

選択肢が多いほど選ばれる、とはなりません。多いほど、決められなくなります。

選べない状態のメニュー表と、選べる状態のメニュー表の特徴を左右に並べた図
選べない状態のメニュー表と、選べる状態のメニュー表の特徴を左右に並べた図

選べない状態が起きる理由

メニュー表が機能していない場面を挙げます。

似た名前のものが並んでいます。違いが分かりません。

数が多すぎます。一度に見比べられる数を超えると、上から順に読まれなくなります。

専門の用語で書かれています。何をするのかが伝わりません。

価格の幅が広すぎます。どこを基準に考えればよいか分からず、決めきれません。

すべてが同じ大きさで並んでいます。何を勧めているかが伝わりません。

初めての方が、どれを選べばよいか書かれていません。

起きていること結果
似た名前が並ぶ違いが分からない
数が多い見比べられない
専門用語何をするか伝わらない
全部が同じ扱い何を勧めているか不明

数を減らす

最も効果があるのは、減らすことです。

出ていないメニューを確認してください。1年で数件しか出ていないものは、載せる意味を検討してください。

似たものをまとめてください。工程が近いものは、1つにして選択肢で分ける形にできます。

季節のものは、その時期だけ載せてください。通年で載せると、一覧が長くなります。

減らすと、残ったものが目立ちます。伝えたいものが伝わりやすくなり、説明する手間も減ります。

減らしたメニューを求める方がいる場合、個別に対応する方法もあります。表に載せないだけで、提供はできます。

一度に大きく減らすと、混乱を招きます。数か月かけて段階的に整理してください。

分け方を決める

並べる順序と、まとめ方に意味を持たせてください。

目的で分ける方法があります。何のために受けるか。悩みや希望から選べます。

部位で分ける方法もあります。どこを施術するか。分かりやすい形です。

所要時間で分ける方法もあります。時間が限られている方には、これが有効です。

初回の方向けと、継続の方向けで分ける方法もあります。

いずれの分け方でも、1つに決めてください。複数の分け方が混ざると、どこを見ればよいか分かりません。

分けた見出しに、何が入っているかを書いてください。見出しだけでは伝わりません。

1つのメニューに書く5項目(名前・何をするか・誰に向くか・所要時間・価格)を並べた図
1つのメニューに書く5項目(名前・何をするか・誰に向くか・所要時間・価格)を並べた図

1つのメニューに書くこと

各メニューに、必要な情報を揃えてください。

名前を書きます。何をするかが分かる名前にしてください。

何をするかを一言で書きます。名前だけでは伝わりません。

誰に向いているかを書きます。「こういう方に」という形です。

所要時間を書きます。その後の予定を立てる材料になります。

価格を書きます。税込か税別かも明示してください。曖昧だと会計で問題になります。

これらが揃っていないと、選ぶための情報が不足します。

書く順序も揃えてください。メニューによって順序が違うと、比べにくくなります。

何を勧めるかを示す

すべてを同じ扱いにしないでください。

初めての方に向けたものを、分かる形にしてください。「初めての方はこちら」と示すだけで、迷いが減ります。

主力のメニューを目立たせてください。文字の大きさ、置く位置、囲みの有無で差をつけます。

3つ程度に絞って示す方法もあります。選択肢が多い中から3つに絞られると、決めやすくなります。

ただし、勧めるものが自分の利益だけを基準にしていると、伝わります。相手に適したものを勧めてください。

勧める理由も書いてください。「所要時間が短く、初めての方に選ばれています」といった形です。

すべてを勧めると、何も勧めていないのと同じになります。

価格の見せ方

金額の示し方でも、伝わり方が変わります。

税込の総額を書いてください。会計で金額が違うと、不信につながります。

追加の費用が生じる条件を書いてください。長さ、量、状態による加算。

「〜から」という書き方をする場合、どういう場合にいくらになるかを添えてください。書かないと、不安にさせます。

セットの価格を示す場合、単品で受けたときとの差が分かる形にしてください。

高い順に並べるか、安い順に並べるかでも印象が変わります。安い順だと、安いものに目が留まり、そこから選ばれやすくなります。

割引の表示は、条件を明示してください。期間、対象となるメニュー、他の割引との併用の可否。

メニューの分け方4種類(目的・部位・時間・初回か継続か)を並べた図
メニューの分け方4種類(目的・部位・時間・初回か継続か)を並べた図

説明の言葉を選ぶ

書き方で、伝わる度合いが変わります。

専門の用語を避けてください。どうしても使う場合、意味を添えてください。

効果を断定しないでください。「必ず」「絶対に」といった表現は使えません。

長い説明を書かないでください。読まれません。一言で伝わる形にしてください。

すべてのメニューを同じ文体で書いてください。ばらつくと、まとまりがなくなります。

他店との比較や優位を示す表現を使う場合、その根拠が要ります。

写真を添える場合、実際のものにしてください。加工で実際より良く見せる表示は、実際のものより著しく優良と誤認させるものにあたるおそれがあります。

VANNAでは、メニューと料金を管理画面から登録でき、ホームページと予約の画面に反映されます。所要時間を登録すると、カレンダー予約で空き枠が自動で計算されます。並び順も設定できます。カレンダー予約はMaxプランの機能で、来店前のメールリマインドは全プランで使えます。

メニューの説明文を自動で作る機能はありません。文面は自分で用意することになります。この点は把握しておいてください。

料金はPro月額3,300円、Max月額5,500円、Max+月額11,000円で、いずれも税込です。初期費用は0円、予約や販売に対するVANNA側の手数料も0円です。決済を使う場合のStripe決済手数料は店舗負担で別途かかります。現在はプレオープン期間として、2026年7月31日までの申し込みで2か月無料、以降の申し込みは1か月無料です。条件は変更される場合があるため、最新の内容はVANNA公式 料金でご確認ください。

見る場所によって変える

同じ内容でも、見られる場所で適した形が違います。

ホームページでは、詳しく書けます。説明、写真、注意事項。

予約の画面では、選ぶための最小限にしてください。長いと、そこで離れます。

店内のメニュー表は、手に取って見るものです。文字の大きさを確保してください。

紙に印刷したものは、刷った後で更新できません。変わりやすい内容は載せないでください。

いずれの場所でも、内容が一致している必要があります。片方だけ古いと、問い合わせの原因になります。

更新するときは、すべての場所を同時に変えてください。1か所ずつ変えると、抜けます。

場所適した形
ホームページ詳しく。説明、写真、注意事項
予約の画面選ぶための最小限
店内文字の大きさを確保
印刷物変わりやすい内容は載せない

選ばれ方を確認する

作った後、実際にどう選ばれているかを見てください。

メニューごとの件数を数えてください。出ていないものが分かります。

初めての方が何を選んでいるかを見てください。想定と違う場合、伝わり方が意図とずれています。

聞かれる質問を記録してください。同じ質問が繰り返されるなら、その点の書き方が足りていません。

選ぶまでに時間がかかっている場合、選択肢が多すぎるか、違いが伝わっていません。その場で説明して決まるなら、書き方の問題です。

「どれがいいですか」と聞かれる頻度も、判断の材料です。頻繁なら、選べる形になっていません。

年に一度、全体を見直してください。使っている商材や、来る方の層が変われば、適した構成も変わります。

変更と廃止の伝え方

内容を変えるときにも、手順が要ります。

価格や内容が変わる場合、事前に告知してください。会計の場面で知ると、不信につながります。

掲載しているすべての場所を、同時に変えてください。ホームページ、予約の画面、店内、印刷物。

既存のお客様には、来店時に伝えてください。次回の予定に影響します。

すでに予約が入っている方には、変更前の内容で提供する判断もあります。どちらにするかを決めておいてください。

廃止する場合、受け付けを止める日を決めてください。その日まで受けられることを伝えます。

定期的に受けている方には、個別に案内してください。代わりになるものを提案すると、離れずに済みます。

何も言わずに消すと、来店時に「あれがない」と困らせます。

オプションの扱い

追加で選べるものは、本体と分けてください。

一覧に混ぜると、どれが単独で受けられるものか分かりません。

オプションであることを明示してください。「単独ではお受けできません」といった注記が要ります。

組み合わせられる本体を書いてください。すべてに追加できるとは限りません。

追加の所要時間も書いてください。全体の時間が変わります。

数を絞ってください。オプションが多いと、本体を選ぶ段階で疲れます。

施術中に提案する形もあります。表に載せず、状態を見て勧める方法です。ただし、押し売りにならない形にしてください。

名前の付け方

メニューの名前は、最初に目に入ります。

何をするかが分かる名前にしてください。独自の名前を付ける場合、説明が必須になります。

長すぎる名前は読まれません。一目で把握できる長さにしてください。

似た名前を避けてください。「〇〇コース」「〇〇プラン」が並ぶと、区別できません。

数字を使う場合、意味を明示してください。時間なのか、回数なのか、部位の数なのか。

流行の言葉を使うと、時間が経って古く見えます。長く使う名前は、落ち着いた言葉にしてください。

他店と同じ名前でも構いませんが、内容が違うなら説明が要ります。同じ名前で違うものだと、誤解を招きます。

名前を変える場合、以前の名前も併記する期間を設けてください。急に変えると、探している方が見つけられません。

避けたい名前理由
独自の造語だけ何をするか分からない
長すぎる読まれない
似た名前の並び区別できない
意味不明な数字時間か回数か分からない

よくある質問

メニューが多すぎる気がします

減らすことが最も効果的です。1年で数件しか出ていないものは、載せる意味を検討してください。似たものはまとめ、季節のものはその時期だけ載せます。

どう分ければよいですか

目的、部位、所要時間、初回か継続か。いずれの分け方でも構いませんが、1つに決めてください。複数の分け方が混ざると、どこを見ればよいか分かりません。

1つのメニューに何を書きますか

名前、何をするか、誰に向いているか、所要時間、価格。書く順序も揃えてください。メニューによって順序が違うと、比べにくくなります。

何を勧めればよいですか

初めての方に向けたものを示すだけで、迷いが減ります。3つ程度に絞る方法もあります。ただし、自分の利益だけを基準にすると伝わります。勧める理由も書いてください。

価格はどう見せますか

税込の総額を書き、追加の費用が生じる条件も明示してください。「〜から」と書く場合、どういう場合にいくらになるかを添えないと、不安にさせます。

説明の書き方で気をつけることは

専門用語を避け、効果を断定しないでください。長い説明は読まれません。すべてのメニューを同じ文体で書いてください。

場所によって書き分けるべきですか

ホームページは詳しく、予約の画面は選ぶための最小限に。ただし、内容は一致している必要があります。更新はすべての場所を同時に行ってください。

減らすと売上が下がりませんか

出ていないメニューを外しても、売上は減りません。表に載せないだけで、求められれば提供できます。残ったものが目立ち、伝えたいことが伝わりやすくなります。

見直しの頻度は

年に一度が目安です。使っている商材や来る方の層が変われば、適した構成も変わります。「どれがいいですか」と聞かれる頻度も、判断の材料になります。

オプションはどう載せますか

本体と分けてください。一覧に混ぜると、どれが単独で受けられるか分かりません。組み合わせられる本体と、追加の所要時間も書きます。数を絞らないと、本体を選ぶ段階で疲れます。

名前はどう付けますか

何をするかが分かる名前にしてください。独自の造語だけだと説明が必須になります。似た名前が並ぶと区別できません。流行の言葉は、時間が経つと古く見えます。

変更はどう伝えますか

価格や内容が変わる場合、事前に告知してください。掲載しているすべての場所を同時に変え、既存のお客様には来店時に伝えます。予約済みの方には、変更前の内容で提供する判断もあります。

廃止するメニューはどうしますか

受け付けを止める日を決め、事前に伝えてください。定期的に受けている方には個別に案内し、代わりになるものを提案してください。何も言わずに消すと、来店時に困らせます。

出典

本記事は2026年7月時点の一般的な情報の整理です。適したメニューの構成は、業種や来店する方の層によって変わります。価格の表示や広告の表現については、必要に応じて専門家にご確認ください。VANNAの料金・機能・キャンペーン条件は変更される場合があります。