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許認可・資格(美容所登録)

サロンの店内掲示|法令で求められるものと、あると助かるもの

最終更新: 2026年7月28日

Summary

店内に掲示する内容を整理します。法令で求められうるもの、料金の表示、商品を販売する場合の表示、義務ではないが有効な掲示、作り方と見直し、保健所の立入への備え、変更時の届け出までを扱います。

保健所の立入があった。掲示すべきものが貼られていないと指摘された。

何を、どこに掲示するか。開業のときに一度確認したきり、見直していない店は少なくありません。

法令で求められうる掲示と、義務ではないが有効な掲示を左右に並べた図
法令で求められうる掲示と、義務ではないが有効な掲示を左右に並べた図

法令で求められるもの

業種によって、掲示が求められるものがあります。

美容所や理容所では、確認済証や、従事する方の免許に関わる掲示が求められる場合があります。

具体的に何を掲示するかは、地域によって運用が異なります。所轄の保健所に確認してください。

管理美容師を置く必要がある場合、その旨の掲示が求められることもあります。

料金の表示についても、定めがある場合があります。

これらは、開業のときに保健所から案内されます。ただし、時間が経つと忘れます。

年に一度、掲示の状態を確認してください。剥がれている、色あせている、内容が古い。

確認すること確認先
掲示が必要なもの所轄の保健所
掲示の場所見やすい位置の指定がある場合も
内容の変更従事者が変わった場合の届け出
状態剥がれ、色あせ、古い内容

料金の表示

価格を掲示することには、別の意味もあります。

事前に分かる状態にしてください。会計で初めて知る状態は、不信につながります。

税込の総額を表示してください。税抜の表示だけだと、支払う額が分かりません。

追加の料金が生じる条件を明示してください。長さ、量、状態による加算。

「〜から」という表示をする場合、どういう場合にいくらになるかを添えてください。

割引を表示する場合、条件を明示してください。期間、対象、併用の可否。

表示と実際の請求が違うと、問題になります。変更したら、掲示も直してください。

消費者に関わる表示

商品を販売する場合、別の表示が関わります。

化粧品などを販売する場合、その商品に必要な表示がされているかを確認してください。

通信販売を行う場合、事業者の情報を表示する義務があります。ホームページで販売するなら、この点を確認してください。

回数券や、前払いの仕組みを設ける場合、扱いに注意が要ります。有効期限、払い戻しの条件。

これらを掲示だけでなく、書面でも渡してください。

契約に関わる内容は、口頭だけで済ませないでください。

判断に迷う場合、消費生活センターや専門家に確認してください。

料金の表示で確認する4点を並べた図
料金の表示で確認する4点を並べた図

掲示すると便利なもの

義務ではないが、掲示すると問い合わせが減るものがあります。

営業時間と定休日。これがないと、電話で聞かれます。

予約の方法。予約制なら、その旨と連絡先。

キャンセルの規定。いつまでの連絡なら費用が生じないか。

支払いの方法。使える決済の手段。

駐車場の有無と、その場所への案内。

これらは、掲示するだけで問い合わせの数が減ります。

Wi-Fiの有無や、子ども連れの可否も、聞かれることが多い内容です。

掲示の作り方

内容だけでなく、見え方も確認してください。

文字の大きさを確保してください。読めない掲示は、掲示していないのと同じです。

離れた位置からでも読めるかを確認してください。

情報を詰め込みすぎないでください。1枚に多くを書くと、どれも読まれません。

古びたものは、作り直してください。色あせた紙は、内容も古いと思われます。

手書きでも構いません。ただし、読める字である必要があります。

貼る位置も考えてください。入口、待合、会計の場所。誰が、いつ見るかで変わります。

見直す時期

一度貼ると、そのままになります。

年に一度、すべての掲示を確認してください。

内容が変わったものを探してください。営業時間、価格、連絡先。

古い掲示が残っていないかを確認してください。終わったキャンペーン、過去の告知。

破れ、剥がれ、色あせも確認してください。状態の悪い掲示は、印象を下げます。

自分では見慣れて気づきません。写真を撮ると、客観的に見えます。

家族や知人に見てもらう方法もあります。慣れていない目のほうが、気づきます。

掲示を減らす

多ければよい、というものではありません。

掲示が多いと、どれも読まれません。目立たせたいものが埋もれます。

優先順位をつけてください。必ず伝えたいものと、あれば便利なもの。

ホームページに移せるものは、移してください。紙で貼る必要のない内容があります。

期間が終わったものは、すぐ剥がしてください。残っていると、他の掲示も古く見えます。

貼る場所を分けてください。入口には最小限、待合には詳しく。すべてを1か所に集めないでください。

すべてが目立つ状態は、何も目立たない状態と同じです。

減らすと、残ったものが読まれます。

開業のときにまとめて確認する

始める段階で、必要なものを洗い出してください。

保健所で、掲示が必要なものを確認してください。開業の手続きの際に案内されます。

そのとき、掲示の場所についても聞いてください。見やすい位置の指定がある場合があります。

料金の表示も、開店までに用意してください。開けてから作ると、その間の表示がない状態になります。

内装を決める段階で、掲示する場所を確保してください。後から貼る場所を探すことになります。

作った掲示は、写真に撮って残してください。作り直すときの参考になります。

必要なものの一覧を作っておくと、年に一度の確認が早く済みます。

掲示の作り方で確認する4点を並べた図
掲示の作り方で確認する4点を並べた図

掲示以外での伝え方

紙を貼るだけが方法ではありません。

ホームページに書いてください。来店の前に確認できます。

予約の画面に表示する方法もあります。予約する時点で伝わります。

予約の確認の連絡に含める方法もあります。当日までに読んでいただけます。

口頭で伝える場面も必要です。特に、初めての方には。

書いてあるから伝わっている、とは限りません。重要な内容は、複数の手段で伝えてください。

VANNAでは、ホームページに営業時間、定休日、料金、予約の方法を掲載できます。管理画面から変更すると、すぐに反映されます。予約の画面にも注意事項を表示できます。カレンダー予約はMaxプランの機能で、来店前のメールリマインドは全プランで使えます。

店内に掲示する紙を作る機能はありません。印刷物は別に用意することになります。この点は把握しておいてください。

料金はPro月額3,300円、Max月額5,500円、Max+月額11,000円で、いずれも税込です。初期費用は0円、予約や販売に対するVANNA側の手数料も0円です。決済を使う場合のStripe決済手数料は店舗負担で別途かかります。現在はプレオープン期間として、2026年7月31日までの申し込みで2か月無料、以降の申し込みは1か月無料です。条件は変更される場合があるため、最新の内容はVANNA公式 料金でご確認ください。

立入への備え

保健所の立入は、予告なく行われる場合があります。

掲示の状態を、日頃から保ってください。慌てて貼る形にならないようにします。

記録も確認されます。消毒の記録、従事者の名簿。求められたら示せる状態にしてください。

書類の保管場所を決めてください。探している時間が長いと、印象が良くありません。

指摘を受けたら、記録してください。何を指摘され、どう対応したか。

改善を求められた場合、期限までに対応してください。放置すると、次の段階に進みます。

分からないことは、その場で聞いてください。指導を受ける機会でもあります。

変更したときの手続き

内容が変わったら、届け出が必要な場合があります。

従事する方が変わった場合。入った人、辞めた人。

店の名称や、所在地が変わった場合。

構造や設備を大きく変えた場合。

これらは、届け出の期限が定められていることがあります。確認してください。

届け出をしないまま営業を続けると、問題になります。

掲示の内容も、あわせて直してください。届け出だけして、掲示が古いままの状態が生じます。

変更の場面対応
従事者の変更届け出と、掲示の更新
名称・所在地の変更届け出が必要な場合がある
構造・設備の変更事前の確認が必要な場合も

自宅で営業する場合

住居の一部で営業する場合、掲示の扱いが変わります。

外から見える場所への掲示を、どこまで行うかを判断してください。住所を知られたくない場合、看板を出さない選択もあります。

ただし、営業に必要な掲示は、店の内部で行う必要があります。外に出さないことと、掲示しないことは別です。

集合住宅の場合、共用部分への掲示は認められないことがあります。管理の規約を確認してください。

近隣への配慮も要ります。営業していることが分かる掲示が、トラブルの原因になる場合があります。

一方、来店される方が場所を分からず迷う問題もあります。掲示しない場合、案内の方法を用意してください。

保健所への確認は、自宅であっても必要です。同じ基準で判断されます。

掲示と説明の使い分け

すべてを掲示で伝えることはできません。

掲示は、繰り返し伝える内容に向きます。営業時間、料金、規定。

説明は、個別の内容に向きます。その方の状態、施術の提案。

書面で渡すものは、持ち帰る内容に向きます。アフターケア、次回の目安。

同じ内容を、複数の手段で伝える場面もあります。重要なものほど、繰り返してください。

掲示してあるから説明しなくてよい、とはなりません。特に、費用に関わる内容は口頭でも伝えてください。

「掲示していました」という主張は、後で問題になったときに弱い根拠です。

手段向く内容
掲示繰り返し伝える内容
口頭個別の状態や提案
書面持ち帰って読む内容
ホームページ来店前に確認する内容

よくある質問

何を掲示する必要がありますか

業種と地域によって異なります。美容所や理容所では、確認済証や従事者の免許に関わる掲示が求められる場合があります。所轄の保健所に確認してください。

料金はどう表示しますか

税込の総額を表示し、追加の料金が生じる条件も明示してください。「〜から」と書く場合、どういう場合にいくらになるかを添えます。表示と実際の請求が違うと、問題になります。

義務でないが掲示すべきものは

営業時間、定休日、予約の方法、キャンセルの規定、支払いの方法、駐車場の有無。これらは掲示するだけで、問い合わせの数が減ります。

掲示の作り方で気をつけることは

文字の大きさを確保し、離れた位置からでも読めるか確認してください。情報を詰め込みすぎないでください。古びたものは作り直します。

見直しはいつしますか

年に一度、すべての掲示を確認してください。内容が変わったもの、終わったキャンペーンの告知、破れや色あせ。自分では見慣れて気づかないため、写真を撮ると客観的に見えます。

保健所の立入に備えることは

掲示の状態を日頃から保ってください。消毒の記録や従事者の名簿も確認されます。書類の保管場所を決めておくと、探す時間が省けます。

内容が変わったら届け出が要りますか

従事する方の変更、店の名称や所在地の変更、構造や設備の大きな変更。届け出の期限が定められていることがあります。所轄の保健所に確認してください。

商品を販売する場合は

その商品に必要な表示がされているかを確認してください。ホームページで販売する場合、事業者の情報を表示する義務があります。回数券や前払いの仕組みは、有効期限と払い戻しの条件を明示してください。

掲示すれば伝わりますか

限りません。重要な内容は、ホームページ、予約の画面、口頭。複数の手段で伝えてください。特に初めての方には、口頭での説明が要ります。

自宅で営業する場合は

外に看板を出さない選択はできますが、営業に必要な掲示は店の内部で行う必要があります。集合住宅では共用部分への掲示が認められないことがあります。保健所への確認は、自宅であっても必要です。

掲示と説明はどう使い分けますか

掲示は繰り返し伝える内容、説明は個別の内容、書面は持ち帰る内容に向きます。「掲示していました」という主張は、後で問題になったときに弱い根拠です。費用に関わる内容は口頭でも伝えてください。

掲示が多くなりすぎました

1枚に情報を詰め込まず、優先順位をつけて減らしてください。すべてが目立つ状態は、何も目立たない状態と同じです。掲示しなくても伝えられる内容は、ホームページに移してください。

手書きでもよいですか

構いません。ただし、読める字である必要があります。手書きのほうが親しみが出る場面もありますが、料金や規定は印刷したもののほうが確実です。

出典

本記事は2026年7月時点の一般的な情報の整理であり、個別の法的助言ではありません。掲示が必要なものや届け出の要件は、業種と地域によって運用が異なります。必ず所轄の保健所にご確認ください。VANNAの料金・機能・キャンペーン条件は変更される場合があります。