サロンの写真をまとめて撮る段取り|撮る日を作らないと、素材は溜まらない
公開: 2026年7月28日最終更新: 2026年8月1日
Summary
投稿用の写真をまとめて撮る段取りを整理します。撮る日と作る日の分け方、場所と光と向きの固定、背景の整え方、施術例の同意を取る順番、人が写らない写真の在庫、保存と分類、控えの取り方、撮り直しの基準を扱います。
投稿しようとした日に、使える写真が一枚もない。よくある状態です。
書く作業より、素材を用意する作業のほうが重い。撮る日を分けると、この重さがなくなります。

撮る日を分ける
投稿を作る日と、撮る日を同じにしないでください。撮ってすぐ書こうとすると、どちらも中途半端になります。
月に一度、撮る日を決めてください。半日で足ります。その日は予約を受けないか、閉店後に充ててください。撮った素材が溜まっていれば、投稿を作る作業は10分で終わります。素材の在庫があることが、続ける条件です。
施術の合間には撮りきれない
施術中に撮れるものは限られます。お客様がいる場面で、時間をかけて構図を考えることはできません。道具を触る手を止めることにもなります。
施術の記録として撮る写真と、投稿用に整えて撮る写真は、分けて考えてください。前者はその場で、後者は撮影日にまとめて。この切り分けをしないと、どちらも撮れません。
撮る場所を決めておく
毎回変えると、写真の印象がばらつきます。店の中で光が入る場所を一つ決めて、そこを「撮る場所」として固定してください。背景に何が写るかも、決めておきます。
同じ場所で撮った写真が並ぶと、まとまって見えます。季節や内容によって使い分けるなら、二箇所までにしてください。
光の条件を揃える
写真の印象は、ほぼ光で決まります。昼の自然光が入る時間帯を決めてください。同じ時間帯に撮ると、色が揃います。天井の照明だけで撮ると、色が黄色や緑に寄ります。
窓の光を横から当てる形が、最も扱いやすい形です。直射日光は影が強く出るので、レースのカーテンを一枚挟んでください。

機材は電話で足りる
高価な機材は要りません。いまの電話のカメラで、必要な画質は出ます。三脚があると手ぶれが減り、構図を固定できます。数千円のもので足ります。
照明を足すなら、青白い光ではなく自然な色の光を選んでください。ただし、機材を増やすより光の条件を揃えるほうが効きます。道具を買う前に、撮る日を作ってください。
背景を整える
映り込むものが、印象を決めます。私物、書類、コード、ゴミ箱。これらが写ると、雑然として見えます。撮る前に、写る範囲だけ片付けてください。全体を片付ける必要はありません。
壁の一部を無地の状態に保っておくと便利です。他店の広告物や商品の箱が写らないよう注意してください。鏡がある場合は、鏡に何が映るかも確認します。
縦で撮る
多くの投稿は、縦の画面で見られます。横で撮ると、上下が切れます。迷ったら縦で撮ってください。縦と横の両方を撮っておく方法もありますが、手間は増えます。
上下に余白を残して撮ってください。後から切り取れます。切り取ることはできても、足すことはできません。
一つの対象で複数枚撮る
後から選べるようにしてください。同じ対象を、角度と距離を変えて3枚から5枚。その場では良く見えても、後で見ると使えない場合があります。撮り直しに行く手間を考えると、多めに撮るほうが早いです。
ただし、何十枚も撮ると選ぶ作業が重くなります。5枚までを目安にしてください。
撮る対象の一覧を作る
その場で考えると、撮り漏らします。撮影日の前に、撮るものを書き出してください。店の外観、入口、待つ場所、施術の場所、道具、材料、手元。
一覧を見ながら撮ると、抜けません。一覧は毎回同じで構わないので、使い回してください。撮り終えたものに印を付けていきます。
施術例は同意を先に取る
撮ってから聞くのでは、遅すぎます。施術に入る前に、撮ってよいか、どこまで使ってよいかを確認してください。顔が写るか写らないか、どの媒体で使うか、いつまで使うか。口頭だけでなく、記録に残る形にします。
肖像権と著作権の扱いは、サロンのSNSに載せる写真の権利と同意で整理しています。断られた場合は、その旨を顧客の記録に残してください。次回また聞くことを避けられます。
前と後は同じ条件で撮る
条件が違うと、比較になりません。同じ場所、同じ光、同じ角度、同じ距離。位置に印を付けておくと揃えやすくなります。服装や姿勢が違うと、それだけで印象が変わります。
条件を変えて良く見せる形は避けてください。誤解を招きます。加工で差を作ることも同じです。
人が写らない写真も要る
使いやすさが違います。同意が要らないため、いつでも使えます。道具、材料、内装、外観、手元だけの写真。これらの在庫があると、素材切れが起きません。
人が写る写真は、使える範囲が限られます。在庫の半分は、人が写らない写真にしてください。
外観は季節ごとに撮る
年に4回で足ります。看板の周りの様子は、季節で変わります。古い写真を使い続けると、来店時に印象が違ってしまいます。
営業時間が遅い店なら、夜の外観も一度撮っておいてください。雨の日の外観もあると便利です。外観は、初めての方が最も見る写真です。

スタッフの写真は範囲を決める
働く人の写真は、扱いが異なります。雇っている場合でも同意が必要です。どこまで使うかを書面で決めてください。退職後の扱いも、先に決めておきます。
顔を出したくない方に、無理をさせないでください。手元だけ、後ろ姿だけという方法もあります。
道具と材料は表示に注意
商品名が写る場合があります。取引先との約束で出せない場合があるので、確認してから撮ってください。商品の効き目を断定する文章を添えないことも重要です。写真そのものは問題なくても、添える文章で法令に触れる場合があります。判断に迷う場合は、商品名が写らない角度で撮ってください。
手元の写真は使いやすい
汎用性が高い写真です。道具を持つ手、作業中の手、仕上げの手。顔が写らないため、同意の範囲が狭くて済みます。
ただし、爪や指先が写るので、自分の手の状態には注意してください。指輪や時計が写ると印象が変わるので、外して撮ります。袖口の汚れも、意外に目立ちます。
保存と分類を決める
撮っただけでは、使えません。型ごとの入れ物を作って、撮った日に分けてください。後で分ける、は実行されません。撮影日の最後の30分を、整理に充ててください。
使った写真には印を付けます。同じ写真を繰り返し使うことを防げます。分類の作り方は、サロンのSNSのネタ切れの型に合わせてください。
名前の付け方を決める
探せないと、無いのと同じです。日付と、対象が分かる短い言葉。「20260728-外観」のような形で足ります。日本語でも構いません。統一されていることが重要です。途中で変えないでください。過去の分が探せなくなります。
控えを取る
電話の中だけに置かないでください。電話が壊れると、すべて消えます。雲の保存先か、パソコンに移してください。月に一度、撮影日の後に移す形が確実です。
同意を取った施術例の写真は、特に管理が必要です。不要になった写真は消してください。持ち続ける理由がありません。
使い回す期間を決める
古い写真は、いずれ実物と合わなくなります。内装を変えた、道具を替えた、看板を替えた。変えた時点で、古い写真は使えません。
半年に一度、在庫を見直してください。使えなくなった写真を消すと、選ぶ作業が軽くなります。外観と料金表の写真は、特に古くなりやすい写真です。
撮り直す基準
判断に迷う時間が、最も無駄です。暗い、ぶれている、傾いている。この三つなら撮り直してください。構図が気に入らないだけなら、そのまま使ってください。見る側は、細部を見ていません。完璧を求めると、出す日が遅れます。
ただし、料金表や案内の文字が読めない写真は使えません。
加工は最小限に
限度があります。明るさと傾きの調整までにしてください。肌の状態や仕上がりを変える加工は、実物との差を生みます。来店された方が「写真と違う」と感じると、信頼を失います。
加工の線引きは別に整理していますが、そもそも、そのまま出せる写真を撮るほうが結局は早い方法です。
慣れるまでの期間
最初は時間がかかります。3回目の撮影日から、段取りが身につきます。最初の1回で判断しないでください。上手く撮れなかった写真も、次の参考になります。何が原因で使えなかったかを、記録しておいてください。
一人で営業する場合
自分を撮る難しさがあります。三脚と、時間差で撮る機能を使ってください。手元だけの写真なら、片手で撮れます。すべてを自分で撮ろうとしないでください。人が写らない写真で足ります。
最大の課題は、撮影日を半日確保することです。事務の時間の作り方は、サロンの事務仕事をいつやるかで整理しています。
スタッフに任せる場合
撮る条件を共有してください。場所、時間帯、縦で撮ること、背景の確認。一覧を渡せば、任せられます。
撮った写真の保存先も統一してください。個人の電話の中に置いたままにすると、退職時に取り出せません。
頻度は月に一度でよい
多くしすぎると、続きません。半日で撮った素材は、1か月分の投稿に足ります。繁忙の月は飛ばして構いません。在庫があれば持ちます。在庫が減ってきたら、臨時で撮ってください。在庫の残量は、月末に確認します。
VANNAでできること
VANNAでは、サイトに掲載する店の写真やメニューの画像を管理画面から差し替えられます。顧客ごとの記録に、写真の掲載可否をメモとして残しておくこともできます。カレンダー予約はMaxプランの機能で、来店前のメールリマインドは全プランで使えます。
撮影した写真を保管したり、SNS用に加工したり、同意書を作成したりする機能はありません。素材の管理と同意の記録は、別に行うことになります。この点は把握しておいてください。
料金はPro月額3,300円、Max月額5,500円、Max+月額11,000円で、いずれも税込です。初期費用は0円、予約や販売に対するVANNA側の手数料も0円です。現在はプレオープン期間として、2026年7月31日までの申し込みで2か月無料、以降の申し込みは1か月無料です。条件は変更される場合があるため、最新の内容はVANNA公式 料金でご確認ください。
よくある質問
いつ撮ればよいですか
投稿を作る日と、撮る日を分けてください。月に一度、半日で足ります。予約を受けない枠にするか、閉店後に充ててください。
施術中に撮れませんか
限られます。施術の記録として撮る写真と、投稿用に整えて撮る写真は分けて考えてください。切り分けないと、どちらも撮れません。
撮る場所は決めますか
店の中で光が入る場所を一つ決め、固定してください。同じ場所で撮った写真が並ぶと、まとまって見えます。
光はどうしますか
昼の自然光が入る時間帯を決めてください。天井の照明だけだと、色が黄色や緑に寄ります。直射日光はレースのカーテンを一枚挟んでください。
機材は必要ですか
いまの電話のカメラで足ります。三脚があると手ぶれが減ります。機材を増やすより、光の条件を揃えるほうが効きます。
背景で気をつけることは
私物、書類、コード、ゴミ箱。写ると雑然として見えます。写る範囲だけ片付けてください。他店の広告物にも注意してください。
縦と横のどちらで撮りますか
迷ったら縦です。多くの投稿は縦の画面で見られます。上下に余白を残して撮ってください。切り取ることはできますが、足すことはできません。
何枚撮ればよいですか
同じ対象を角度と距離を変えて3枚から5枚。何十枚も撮ると、選ぶ作業が重くなります。
撮り漏らしを防ぐには
撮影日の前に、撮るものを書き出してください。外観、入口、待つ場所、施術の場所、道具、材料、手元。一覧は毎回同じで構いません。
施術例の同意はいつ取りますか
施術に入る前です。撮ってから聞くのでは遅すぎます。顔が写るか、どの媒体で使うか、いつまで使うかを確認し、記録に残してください。
前と後の写真は
同じ場所、同じ光、同じ角度、同じ距離で撮ってください。条件を変えて良く見せる形や、加工で差を作る形は避けてください。
人が写らない写真も要りますか
在庫の半分は、人が写らない写真にしてください。同意が要らないため、いつでも使えます。素材切れが起きません。
外観はどのくらいの頻度で
季節ごと、年に4回で足ります。夜の外観と雨の日の外観も、一度撮っておくと便利です。初めての方が最も見る写真です。
スタッフの写真は
雇っている場合でも同意が必要です。どこまで使うか、退職後はどうするかを書面で決めてください。顔を出したくない方に無理をさせないでください。
商品名が写ってよいですか
取引先との約束で出せない場合があります。確認してから撮ってください。判断に迷う場合、商品名が写らない角度にしてください。
保存はどうしますか
型ごとの入れ物を作って、撮った日に分けてください。後で分ける、は実行されません。撮影日の最後の30分を整理に充ててください。
控えは必要ですか
電話が壊れると、すべて消えます。雲の保存先かパソコンに移してください。不要になった写真は消してください。
いつ撮り直しますか
暗い、ぶれている、傾いている。この三つなら撮り直してください。構図が気に入らないだけなら、そのまま使ってください。
一人でも撮れますか
三脚と、時間差で撮る機能を使ってください。手元だけの写真なら片手で撮れます。すべてを自分で撮ろうとしないでください。
加工はどこまでしてよいですか
明るさと傾きの調整までです。肌の状態や仕上がりを変える加工は、実物との差を生みます。来店時に「写真と違う」と感じられると、信頼を失います。
ファイル名はどうしますか
日付と、対象が分かる短い言葉で足ります。日本語でも構いませんが、統一してください。途中で変えると、過去の分が探せなくなります。
出典
本記事は2026年7月時点の一般的な情報の整理です。適した撮り方や機材は、業種、店の広さ、光の条件によって変わります。肖像権や同意の取り方については、必要に応じて専門家にご確認ください。VANNAの料金・機能・キャンペーン条件は変更される場合があります。



