連絡してよい手段と時間帯|記録しないと、迷惑になる
公開: 2026年7月29日最終更新: 2026年8月1日
Summary
顧客への連絡の手段と時間帯を記録する運用を整理します。初回に聞く四つの項目、時間帯を聞く理由、留守番の記録の配慮、予約の確認と案内の同意を分ける理由、広告を含む連絡の決まり、記録する位置、連絡がつかない場合の手順、停止の申し出への対応を扱います。
予約の確認で電話をかけたら、勤務中でした。次の方には文字で送ったら、見ていませんでした。
連絡してよい手段と時間帯は、方によって違います。ですから聞いて記録しないと、毎回どちらかで迷惑をかけることになります。

手段は本人に決めてもらう
前提を、変えてください。店が使いやすい手段ではなく、その方が受け取りやすい手段を使います。電話が確実な方もいれば、電話に出られない仕事の方もいるためです。聞かなければ、分かりません。
初回に聞く
後からでは、聞きにくくなります。ですから初回の受付のときに、聞いてください。「ご連絡は、お電話とメッセージのどちらがよろしいですか」。この一言で、足ります。答えは、必ず記録に残すことです。
聞く項目は、四つです。連絡してよい手段、連絡してよい時間帯、留守番の記録を残してよいか、案内を送ってよいか。この四つを、用紙の項目に入れておいてください。
| 項目 | 聞き方 |
|---|---|
| 手段 | 電話/メッセージ/電子メール |
| 時間帯 | 日中可/夕方以降のみ/指定なし |
| 留守番の記録 | 残してよい/残さない |
| 案内の送付 | 希望する/希望しない |

時間帯を聞く理由
これは、勤務の状況が方によって違うためです。日中に電話に出られない方が、います。夜勤の方にとっては、日中が休息の時間です。小さなお子さんがいる方も、時間が限られます。
聞いておくことで、その時間を避けられます。「日中は出られません」と分かるだけで、無駄な発信が減ります。
留守番の記録の扱い
これは、配慮が必要な項目です。家族と同居している方の場合、内容が知られることがあるためです。サロンの名前を残すこと自体が、望ましくない場合もあります。「〇〇からお電話しました」とだけ残す方法も、あります。ですから残してよいかを、必ず聞いてください。
案内を送ってよいかを聞く
これは、別に聞いてください。予約の確認と販売や案内の連絡とでは、目的が違うためです。予約の確認は、業務上必要な連絡になります。一方で案内の送付には、本人の意思が必要です。まとめて同意を、取らないことです。同意の取り方は、サロンのプライバシーポリシー必須項目テンプレートで整理しています。
ここには、法令もあります。広告や宣伝を含む連絡を送る場合、原則として事前の同意が必要になるためです。あわせて送信者の氏名や名称を明示して、受け取りを止める方法も示す必要があります。考え方は、サロンのメールマーケティングと法律で整理しています。
記録する場所を決める
見える場所に、置いてください。顧客の記録の、上のほうに書きます。連絡する前に必ず目に入る位置が、望ましい位置です。備考の奥に埋もれると、見られなくなるためです。道具に項目がある場合は、その項目を使ってください。
一度で終わりにも、しないでください。転職や引っ越しで、都合が変わるためです。「連絡の時間帯に変更はありますか」。年に一度、確認します。変更があった場合は、その場で記録を直してください。
手段ごとの向き不向き
これが、使い分けの目安になります。電話は、急ぎの連絡に向きます。当日の変更などです。文字での連絡は記録が残るため、日時の確認に向きます。電子メールは長い内容に向きますが、見られるまでに時間がかかります。
ですから急ぎの用件を、文字だけで送らないでください。見ていない可能性が、あるためです。

急ぎの場合の例外
ここも、決めておいてください。当日の営業の変更や、事故に関する連絡です。これらは指定された手段で届かない場合、別の手段を使います。その旨を、事前に伝えておくことです。「緊急の場合はお電話することがあります」と、用紙に書いておきます。
連絡がつかない場合の手順も、決めておくことで迷わずに済みます。一度目は、指定された手段で。つながらない場合は、時間を空けて再度。それでもつながらない場合は、別の手段で。何回まで試すかも、決めておいてください。しつこいと感じられる回数を、超えないことです。
連絡の文面を用意する
毎回、書かないでください。予約の確認、変更のお願い、来店前の案内。これらの文面を、先に作っておきます。必要な部分だけを直して送る形にすることで、誤りが減ります。
文面には、店の名前と連絡先を必ず入れてください。誰からの連絡か分からないと、開かれないためです。
送る時刻を決める
深夜や早朝に、送らないでください。文字での連絡は、届いた時点で通知が鳴るためです。深夜に届くと、それだけで迷惑になります。ですから送る時刻を、営業の時間の中に決めてください。予約して送る機能があれば、それを使います。
間違えて送った場合
これは、すぐに対応してください。別の方の内容を、送ってしまう場合があるためです。気づいた時点で、誤りである旨を連絡します。内容に個人情報が含まれていた場合は、その旨も伝えてください。そのうえで、送る前に宛先を確認する手順を入れておきます。
電話をかける前の確認
これは、一手間で防げます。その方の指定を見る、前回の連絡の記録を見る、同じ内容を他の人が連絡していないか確認する。この三つを、10秒で行ってください。
連絡した記録も、残してください。いつ、どの手段で、何を伝えたか。つながらなかった場合も、記録します。それだけで、同じ内容を二人が別々に連絡する事故を防げるためです。記録がないと、伝えたかどうかが分からなくなります。
家族の連絡先を聞くか
ここは、判断が必要です。未成年の方や高齢の方の場合、家族の連絡先が必要になることがあります。聞く場合は、その方の同意を得てください。その家族の情報も、個人情報として扱われるためです。必要がない場合は、聞かないことです。
電話番号を非通知にしない
非通知では、出てもらえません。ですから店の番号を通知して、かけてください。非通知だと、多くの方が出ないためです。登録していただけるよう、初回に店の番号を伝えます。紙に書いて渡す方法も、あります。
送りすぎない
これが、登録を外される原因になります。案内の送付に同意をいただいても、頻度が高ければ嫌われるためです。月に1回から2回で、足ります。売り込みばかりを、送らないことです。受け取りを止める方法も、毎回示します。
「案内はもう不要です」と言われた場合は、その時点で送る対象から外してください。その意思も、記録に残します。記録に残さないと、次の担当者が送ってしまうためです。なお記録そのものを消す必要は、ありません。
スタッフに共有する
一人だけが知っている状態を、避けてください。連絡の決めごとを、1枚にまとめます。記録を見てから連絡する手順も、伝えておくことです。見ずに連絡すると、指定を無視することになるためです。新しく入った人には、必ず伝えてください。
自動で送る連絡の扱い
設定を、確認してください。予約の確認や来店前の連絡を、自動で送る場合があるためです。送る手段がその方の指定と合っているかを、確認します。案内を希望しない方に宣伝が含まれないよう、設定してください。自動の連絡でも、内容の責任は店にあります。
聞き方を工夫する
「連絡してよい時間帯は」と直接尋ねると、身構えられる場合があります。理由を添えることで、答えやすくなります。
「確認のご連絡を差し上げることがあります。ご都合の悪い時間帯はございますか」。この形なら、目的が伝わります。留守番の記録についても、同じです。「お留守番電話に、店名を残してもよろしいでしょうか」と聞くことで、判断しやすくなります。答えにくそうな様子なら無理に聞かず、「では控えめにいたします」で構いません。
手段が使えなくなる場合
登録した連絡先が、いつまでも使えるとは限りません。電話番号が変わる、電子メールの住所を使わなくなる、指定していた道具をやめる。
送った連絡が届かなかった場合は、その旨を記録に残してください。次に来店されたときに、確認する材料になるためです。「先日ご連絡を差し上げたのですが、届いておりましたでしょうか」。この一言で、古い連絡先に気づけます。届かない連絡先を残したままにすると、緊急のときに使えません。
VANNAでできること
VANNAでは、顧客ごとの記録に連絡の手段や時間帯をメモとして残せます。来店前のメールリマインドは全プランで使えて、送る対象を店側で管理できます。カレンダー予約はMaxプランの機能です。
一方で連絡の手段を自動で切り替えたり、時間帯に応じて送信を制御したりする機能はありません。指定の確認と使い分けは、店側で行うことになります。この点は把握しておいてください。
料金はPro月額3,300円、Max月額5,500円、Max+月額11,000円で、いずれも税込です。初期費用は0円、予約や販売に対するVANNA側の手数料も0円です。現在はプレオープン期間として、2026年7月31日までの申し込みで2か月無料、以降の申し込みは1か月無料です。条件は変更される場合があるため、最新の内容はVANNA公式 料金でご確認ください。
今月加える四つ
用紙に、これだけ加えてください。連絡してよい手段、連絡してよい時間帯、留守番の記録を残してよいか、案内を送ってよいか。この四つを加えるだけで、迷惑をかける場面が大きく減ります。
よくある質問
連絡の手段は誰が決めますか
その方が受け取りやすい手段を使ってください。店が使いやすい手段ではありません。聞かなければ、分かりません。
いつ聞きますか
初回の受付のときです。「ご連絡は、お電話とメッセージのどちらがよろしいですか」で足ります。答えを記録に残してください。
何を聞きますか
連絡してよい手段、連絡してよい時間帯、留守番の記録を残してよいか、案内を送ってよいか。この四つです。
時間帯まで聞く必要がありますか
日中に電話に出られない方、夜勤の方、時間が限られる方がいます。聞いておけば、無駄な発信が減ります。
留守番の記録は残してよいですか
家族と同居している方の場合、内容が知られる場合があります。サロンの名前を残すこと自体が望ましくない場合もあります。聞いてください。
案内の同意はまとめてよいですか
分けてください。予約の確認は業務上必要な連絡ですが、案内の送付は本人の意思が必要です。
広告の連絡に決まりはありますか
原則として事前の同意が必要です。送信者の氏名や名称を明示し、受け取りを止める方法も示す必要があります。
どこに記録しますか
顧客の記録の上のほうです。連絡する前に必ず目に入る位置が望ましい位置です。備考の奥に埋もれると、見られません。
一度聞けば済みますか
転職や引っ越しで都合が変わります。年に一度、確認してください。変更があれば、その場で記録を直してください。
手段の使い分けは
電話は急ぎの連絡、文字は記録が残り日時の確認に向き、電子メールは長い内容に向きます。急ぎの用件を、文字だけで送らないでください。
急ぎの場合はどうしますか
指定された手段で届かない場合、別の手段を使ってください。「緊急の場合はお電話することがあります」と、用紙に書いてください。
連絡がつかない場合は
一度目は指定された手段で、つながらなければ時間を空けて再度、それでも駄目なら別の手段で。何回まで試すかも決めてください。
文面は用意しますか
予約の確認、変更のお願い、来店前の案内。先に作って、必要な部分だけを直す形にすると、誤りが減ります。店の名前と連絡先を必ず入れてください。
送る時刻に決まりはありますか
深夜や早朝は避けてください。文字は届いた時点で通知が鳴ります。送る時刻を、営業の時間の中に決めてください。
間違えて送ったら
気づいた時点で、誤りである旨を連絡してください。個人情報が含まれていた場合、その旨も伝えてください。送る前に宛先を確認する手順を入れてください。
電話の前に何を見ますか
その方の指定、前回の連絡の記録、他の人が連絡していないか。この三つを10秒で確認してください。
連絡の記録は残しますか
いつ、どの手段で、何を伝えたか。つながらなかった場合も残してください。二人が別々に連絡する事故を防げます。
家族の連絡先は聞きますか
未成年や高齢の方の場合、必要な場合があります。聞く場合、その方の同意を得てください。必要がない場合、聞かないでください。
非通知でかけてよいですか
出てもらえません。店の番号を通知してください。初回に番号を伝えて、登録していただけるようにしてください。
案内はどのくらい送りますか
月に1回から2回で足ります。頻度が高いと嫌われます。受け取りを止める方法を、毎回示してください。
止めてほしいと言われたら
その時点で送る対象から外し、その意思を記録に残してください。記録に残さないと、次の担当者が送ってしまいます。
記録も消しますか
消す必要はありません。送らない意思を記録するために、情報が必要になります。
スタッフにはどう伝えますか
連絡の決めごとを1枚にまとめ、記録を見てから連絡する手順を伝えてください。見ずに連絡すると、指定を無視することになります。
自動で送る連絡は
送る手段が指定と合っているか確認してください。案内を希望しない方に宣伝が含まれないよう設定してください。内容の責任は店にあります。
今月は何をしますか
用紙に四つ加えてください。連絡してよい手段、時間帯、留守番の記録の可否、案内の送付の可否。迷惑をかける場面が大きく減ります。
出典
本記事は2026年7月時点の一般的な情報の整理です。広告や宣伝を含む連絡の要件は、送る手段によって異なります。個別の判断は、専門家や所管の窓口にご確認ください。VANNAの料金・機能・キャンペーン条件は変更される場合があります。



