サロンの写真と同意|撮ることと、使うことは別
公開: 2026年7月28日最終更新: 2026年8月7日
Summary
写真の扱いを整理します。目的ごとの同意、撮る前に伝えること、同意の残し方、顔が写る場合の注意、撤回への対応、撮り方の基本、掲載する表現、保管と廃棄、スタッフが写る場合、他人の素材の扱いを扱います。
仕上がりの写真を撮らせていただいた。そのまま掲載してよいのか、聞いていませんでした。
撮ることと、使うことは別です。同意も、別に必要になります。

目的を分けて考える
同じ写真でも、用途が違えば扱いが変わります。次回の施術で参照する記録として残す場合、ホームページやSNS、店内の掲示に掲載する場合、技術の確認や教育に使う場合、取材や講習の資料として外部に提供する場合。それぞれ、別の用途です。
目的ごとに、同意を得てください。一度の同意が、すべてに及ぶわけではありません。用途を広げる場合は、改めて確認してください。
| 目的 | 同意の扱い |
|---|---|
| 記録として残す | 撮影と保管の同意 |
| 掲載する | 掲載先と期間まで含めた同意 |
| 教育に使う | 見る範囲を明示した同意 |
| 外部に提供 | 提供先を特定した同意 |
撮る前に伝えること
撮影の直前に、確認してください。何のために撮るのか、どこに載せる可能性があるかを伝え、顔が写るかどうかも確認します。写らない範囲にする選択もあります。断っても問題がないことを、明確に伝えてください。断りにくい空気を作らないでください。
後から使い方が変わる場合は改めて連絡すると、その時点で伝えておきます。聞かずに撮らないでください。撮ってから聞くと、断りにくくなります。
同意の残し方
口頭だけでは、後で確認できません。日付、目的、掲載先、期間を書面に残す形が確実です。同意した内容が分かる形であれば、電子の記録でも構いません。同意した人の名前と日付も、残してください。
写真ごとに、どの同意に対応するかを管理してください。同意の記録は、写真と一緒に保管します。分かれると、後で照合できません。未成年の場合、保護する方の同意が必要になります。

顔が写る場合
扱いが重くなります。本人が特定できる情報になるためです。角度を変える、範囲を絞るといった方法で隠せますし、加工で隠す場合は確実に判別できない状態にしてください。顔を出す形で掲載するなら、より明確な同意が要ります。後から掲載を止めてほしいと言われる可能性も、想定してください。家族や同伴の方が写り込む場合も、同意が必要です。
撤回への対応
同意は、後から取り消される場合があります。申し出があったら、速やかに削除してください。ホームページ、SNS、印刷物と、削除の範囲も確認します。印刷物は回収できない場合があるため、その旨を事前に伝えておいてください。
転載された先まで追えない場合があることも、事前に伝えます。削除した記録は、対応したことの証明になるので残してください。削除を渋らないでください。関係が悪化します。
なお、外部に撮影を頼んだ写真が使えないという事態もあります。権利の確認は撮影を頼んだ写真が使えないで扱っています。
撮り方の基本
同じ条件で撮らないと、比べられません。同じ位置、同じ角度で撮り、時間帯によって変わる明るさもそろえてください。散らかった様子が写ると印象を損ねるので、背景も整えます。施術の前と後を撮る場合は、特に条件をそろえてください。加工で実際より良く見せると、来店したときの期待とずれます。写真の照明については、サロンの照明でも整理しています。

掲載するときの表現
写真だけでなく、添える言葉にも注意が要ります。表示に関する法令の対象になるため、効果を断定しないでください。個人差があることも明示します。施術の内容とかかった時間を書くと、誤解が減ります。料金を書く場合は、総額が分かる形にしてください。他店との比較は、根拠がないと問題になります。体験談として掲載する場合も注意が要り、事業者が関与した表示は明示が必要になる場合があります。
保管と廃棄
写真は、個人に関わる情報です。機器に入れたままにせず、パスワードをかけてください。意図せず公開される場合があるため、共有の設定も確認します。保存する期間を決めてください。永久に持つ必要はありません。不要になったら、端末からも控えからも削除してください。紛失の危険が生じるので、持ち出さないでください。個人の機器に残ったままにもしないでください。
VANNAでできること
VANNAでは、ホームページに施術の写真を掲載できます。掲載の取り下げも管理画面から行えるため、撤回の申し出に速やかに対応できます。カレンダー予約はMaxプランの機能で、来店前のメールリマインドは全プランで使えます。
同意の記録を管理する機能はありません。同意書の保管は、別に行うことになります。この点は把握しておいてください。
料金はPro月額3,300円、Max月額5,500円、Max+月額11,000円で、いずれも税込です。初期費用は0円、予約や販売に対するVANNA側の手数料も0円です。現在はプレオープン期間として、2026年7月31日までの申し込みで2か月無料、以降の申し込みは1か月無料です。条件は変更される場合があるため、最新の内容はVANNA公式 料金でご確認ください。
撮る場所と時間
撮影そのものが、他の方の負担にならないようにしてください。他の方が施術を受けている前で、長く撮らないでください。撮る場所を決めておくと毎回同じ条件になり、時間も短くなります。施術の時間に撮影の時間を含めてください。含めないと、予定が延びます。
何枚も撮られると負担になるので、長く撮りすぎないでください。急いでいる方には、撮らない判断もあります。無理に頼まないでください。機器の準備は、事前に済ませます。その場で設定を始めると、待たせます。
お客様が撮る場合
こちらが撮る場面だけではありません。他の方が写り込む可能性があるため、店内での撮影を認めるかを決めてください。方針を掲示する方法もあります。自分の仕上がりを撮る分には、問題が少なくなります。
店の内装や掲示物を撮って公開されることもあります。困る場合は、その旨を伝えてください。撮影を断る場合は、理由を簡潔に説明します。投稿していただくこと自体は店にとって利点があるため、禁止と限りません。
店内や設備の写真
人が写らない写真にも、注意点があります。他の方が写り込んでいないか、予約の記録や名簿が写り込んでいないかを確認してください。営業時間中に撮る場合は、周囲への配慮が要ります。実際より広く見せる加工は、来店時の落差を生みます。改装した後の状態と違うと指摘されるので、古い写真を使い続けないでください。設備を入れ替えたら、写真も撮り直してください。
スタッフが写る場合
働く側にも、同意が必要です。顔を出すかどうかを本人に確認し、断ることを不利に扱わないでください。退職した後に削除するのか残すのかも、先に決めておきます。退職時に申し出があれば、削除に応じてください。求人に使う場合も、目的として伝えてください。掲載する媒体が増えるなら、その都度確認します。
撮影を断られたとき
すべての方が応じるわけではありません。答える義務はないので、理由を聞かないでください。態度を変えると、次から来にくくなります。次回また聞かずに済むよう、記録に残してください。代わりに部分だけを撮る提案はできますが、押しつけないでください。写真がなくても、記録は言葉で残せます。使ったものや設定を具体的に書けば、次回の再現には足ります。
掲載を続けるかの見直し
一度載せた写真を、放置しないでください。古い写真は今の技術と違う場合がありますし、同意した方がすでに来店していない場合もあります。数年前の写真を載せ続けるなら、同意の期間を確認してください。期間を定めていない場合は、定期的に見直す形にします。どこに何があるかが分からないと削除できないので、載せている写真の一覧を作ってください。季節や流行が分かる写真は、古さが目立ちます。
過去に撮った写真をどう扱うか
同意の手順を整える前に撮った写真が、手元に残っている場合があります。掲載しているものと、記録として持っているだけのものを分けてください。掲載しているもののうち、顔が写っているものと同意の記録がないものは、取り下げる判断が安全です。記録として持っているだけなら、掲載しない限りは残しておいて差し支えありません。ただし、今後その写真を掲載に回さないでください。撮影のときに掲載の同意を得ていない写真です。遡って同意を取り直すために連絡する方法もありますが、来店が途絶えている方に連絡すること自体が負担になる場合があります。
他人の作品や素材
自分で撮ったもの以外を使う場合です。インターネット上の画像を、無断で使わないでください。素材として提供されているものにも条件があるため、確認が要ります。他店の写真を使うことはできません。参考として見せる場合も、掲載とは扱いが違います。
自分が施術した写真でも、勤務していた店のものは扱いが変わる場合があります。独立の際は、確認してください。判断に迷う場合は、使わない選択が安全です。自分で撮った写真だけで構成するほうが、後から問題になりません。
スタッフがいる場合
方針を共有してください。まず、誰が撮るかを決めます。人によって違うと抜けが生じるので、同意を得る手順も統一してください。持ち出しにつながるため、個人の機器で撮らないでください。撮った写真の置き場を決め、私的な用途に使わないよう明示します。問題が起きたときの報告先も、決めておいてください。
| 決めること | 内容 |
|---|---|
| 撮る人 | 担当を決める |
| 同意の手順 | 統一する。抜けを防ぐ |
| 機器 | 個人の機器で撮らない |
| 置き場 | 保管の場所を決める |
よくある質問
撮るときの同意だけで足りますか
撮ることと、使うことは別です。掲載する場合、掲載先と期間まで含めた同意が要ります。用途を広げる場合、改めて確認してください。
撮る前に何を伝えますか
何のために撮るのか、どこに載せる可能性があるか、顔が写るかどうか。断っても問題がないことも、明確に伝えてください。
同意はどう残しますか
書面か、電子の記録で残してください。日付、目的、掲載先、期間。写真ごとに管理し、同意の記録と一緒に保管してください。
未成年の場合は
保護する方の同意が必要になります。本人だけの同意で進めないでください。
顔が写る場合の注意は
本人が特定できる情報になります。隠す場合、確実に判別できない状態にしてください。同伴の方が写り込む場合も、同意が要ります。
掲載を止めてほしいと言われたら
速やかに削除してください。削除の範囲を確認し、対応した記録を残します。印刷物や転載された先は追えない場合があるため、事前に伝えておいてください。
撮り方で気をつけることは
同じ位置、同じ角度、同じ明るさで撮ってください。背景を整え、加工で実際より良く見せないでください。来店したときの期待とずれます。
添える言葉の注意は
効果を断定しないでください。個人差があることを明示し、施術の内容と時間を書くと誤解が減ります。料金は総額が分かる形にしてください。
体験談として載せてよいですか
扱いに注意が要ります。事業者が関与した表示は、明示が必要になる場合があります。判断に迷う場合、専門家に確認してください。
保管はどうしますか
機器に入れたままにせず、パスワードをかけてください。共有の設定を確認し、保存する期間を決めてください。不要になったら、控えからも削除します。
撮影の時間はどう扱いますか
施術の時間に含めてください。含めないと、予定が延びます。撮る場所を決めておくと、毎回同じ条件になり、時間も短くなります。何枚も撮ると、負担になります。
お客様が店内で撮ってもよいですか
方針を決めてください。他の方が写り込む可能性があります。ただし、投稿していただくこと自体は店にとって利点があるため、禁止と限りません。
店内の写真にも注意が要りますか
他の方の写り込み、予約の記録や名簿の写り込みを確認してください。実際より広く見せる加工は、来店時の落差を生みます。
スタッフが写る場合は
本人に確認してください。断ることを不利に扱わないでください。退職した後の扱いを、先に決めておいてください。
撮影を断られたら
理由を聞かないでください。態度を変えないでください。記録に残せば、次回また聞かずに済みます。
写真がないと記録になりませんか
言葉で残せます。使ったものや設定を具体的に書けば、次回の再現には足ります。
他人の画像を使ってよいですか
インターネット上の画像を無断で使わないでください。素材として提供されているものにも条件があります。判断に迷う場合、使わない選択が安全です。
古い写真を載せ続けてよいですか
同意の期間を確認してください。定めていない場合、定期的に見直す形にします。載せている写真の一覧がないと、削除もできません。
スタッフには何を伝えますか
撮る担当、同意を得る手順、機器の扱い、写真の置き場。個人の機器で撮らないでください。私的な用途に使わないよう、明示してください。
同意の書式はどう作りますか
項目を印刷して、丸を付けるだけの形にしてください。目的、掲載先、期間、顔が写るかどうか。毎回書き起こす形だと、抜けが生じます。
何年も前の同意はまだ有効ですか
期間を定めていない場合、いつまで有効かが曖昧になります。掲載を続けるなら、期間を区切った形で取り直すほうが確実です。
出典
本記事は2026年7月時点の一般的な情報の整理であり、個別の法的助言ではありません。肖像や著作物の扱い、広告の表現については、状況によって判断が変わります。判断に迷う場合、専門家にご確認ください。VANNAの料金・機能・キャンペーン条件は変更される場合があります。



