サロンのスタッフ紹介ページ|経歴の一覧では選ばれない
公開: 2026年7月28日最終更新: 2026年8月1日
Summary
スタッフ紹介ページの作り方を整理します。目的の定め方、名前と写真の扱い、経歴の書き方、得意なことの示し方、人柄の伝え方、並べる順番、予約への導線、新人の載せ方、更新の頻度、個人の情報への配慮を扱います。
スタッフ紹介のページを作りました。名前と経歴を並べただけで、読まれている気配がありません。
このページは、来店の前の不安を下げるためにあります。経歴の一覧では、その役割を果たしません。

何のためのページか
目的を、はっきりさせてください。誰に施術されるのかが分かれば、初めての方の不安が下がります。指名を受ける場合は、選ぶ材料にもなります。技術の水準を、資格や経験で示すこともできます。話しやすそうかどうかも、伝わるでしょう。なお採用の応募者も、このページを見ます。
目的が複数あるため、載せる内容も一つではありません。ただし最も重要なのは、来店前の不安を下げることです。採用向けの内容を混ぜすぎると、この目的がぼやけます。
| 見る人 | 知りたいこと |
|---|---|
| 初めて来る方 | どんな人か、話しやすいか |
| 指名を選ぶ方 | 得意なこと、経験 |
| 採用の応募者 | 働く人の雰囲気 |
名前の出し方
ここにも、決めることがあります。本名を出すか、通称を出すか。いずれにせよ、指名で呼ばれる名前と揃えてください。ページと店内で違うと、混乱します。姓だけ、名だけという選択も、あります。読み方も、添えてください。呼びにくいと、指名の場面で言い出しにくくなるためです。
本人が本名を出したくない場合は、強制しないでください。退職後にどうするかも、先に決めておきます。
写真をどうするか
顔を出すかは、本人の判断です。顔が分かれば、不安は最も下がります。ただし出したくない場合は、手元や後ろ姿という選択もあります。似顔絵や記号で代える方法も、あります。写真を出さない人がいても、構いません。揃えるために、強制しないでください。
明るさと背景は、揃えてください。ばらばらだと、雑に見えます。服装を揃えれば、統一感が出ます。撮る日を合わせれば、この点も自然に揃います。古い写真は、残さないでください。実物と違うと、来店時に戸惑わせるためです。写真の扱いは、サロンの写真と同意で整理しています。
経歴の書き方
長く書けばよい、ではありません。経験の年数は、目安として伝わります。資格を書く場合は、事実であることが前提です。前に勤めていた店の名前を出す場合、その店の許可が要ることもあります。受賞や技術の認定は、分かる人にだけ伝わります。だから、説明を添えてください。
学んだ場所を並べるだけでは、何ができるかが伝わりません。「何年やってきたか」より、「今、何ができるか」を書いてください。

得意なことを書く
これが、最も役に立つ項目です。どんな相談が、多いか。どんな仕上がりを、得意とするか。どんな方から、指名されることが多いか。これらは、選ぶ側の判断に直接効きます。
「何でもできます」とは、書かないでください。それでは、選べません。得意でないことを書く必要はありませんが、できないことは事前に伝えます。全員が同じことを書いていると、選ぶ材料になりません。
人柄が伝わる一言
技術だけでは、判断されません。話しかけてほしいか、静かに過ごしたいか。人によって、好みが違うためです。その人がどう接するかが分かれば、選びやすくなります。ただし長い文章は、読まれません。二行から三行で、足ります。
私的な内容を、書きすぎないでください。目的から、外れます。趣味を書く場合は、共通の話題になる程度で構いません。書き方を全員で揃えれば、比べやすくなります。本人に書いてもらう方法も、あります。ただし公開の前には、確認してください。
並べる順番
順番にも、意味が出ます。責任者を先頭に置く形が、一般的です。経験の順に並べると、新しい人が最後になります。指名の多い順に並べれば、少ない人がさらに選ばれにくくなります。だから順番の理由を、決めておいてください。
人数が多い場合は、絞って載せる判断もあります。ただし載せない人がいる理由を、本人に説明できるようにしてください。並び順を変える場合も、本人に伝えます。黙って変えると、評価と受け取られるためです。
予約につなげる
見て終わりに、しないでください。各人の紹介から、その人を指名して予約できる形にします。指名に料金がかかる場合は、その旨も書いてください。対応できる曜日や時間帯を書けば、選ぶ前に分かります。予約が取りにくい人は、その旨を書いておくと期待とずれません。導線の作り方は、サロンHPに必要なコンテンツ一覧で整理しています。

一人で営業する場合
この場合、ページの意味が変わります。選ぶための情報ではなく、信頼のための情報になるためです。なぜこの仕事をしているのかを、書く価値があります。どんな方に来てほしいかを書けば、合う方が来ます。ただし、長い自分史にしないでください。読まれません。顔を出すかは、判断です。自宅で営業する場合は、特に慎重に決めてください。住所の扱いは、自宅サロンの住所と予約で整理しています。
書けない項目への対処
全員が同じだけ書けるとは、限りません。経験が浅い人は、書く材料が少なくなります。資格を持たない人も、います。無資格でできる業務がある場合は、その範囲を正しく書いてください。書ける項目が少ない人は、人柄の欄を厚くする方法もあります。
ただし無理に埋めようとして、事実でないことを書かないでください。項目を空欄のまま、残さないことです。手を抜いた印象に、なります。書ける範囲で、統一した形にしてください。
資格の書き方に注意する
ここは、事実であることが前提です。持っていない資格を、書かないでください。取得の見込みを、取得済みのように書かないことです。資格は、正式な名称を使ってください。略した名称では、伝わらない場合があります。
業種によっては、資格が必要な業務が定められています。無資格の人に、その業務を担当させないでください。有効期限や更新の必要があるものは、期限を確認します。資格の要件は、サロンの業種別の免許・資格の比較で整理しています。
短くまとめる
長いほど、読まれません。一人あたり、画面に収まる量にしてください。読む側は、複数人を見比べます。長いと、比べる前に離脱するためです。詳しく書きたい場合は、別のページに分ける方法があります。見出しを付ければ、必要な部分だけ読めます。文章の量も、全員でそろえてください。一人だけ長いと、不自然になります。
検索での見え方も変わる
これは、見落とされる影響です。このページに載せた名前は、検索の対象になります。本人の氏名で検索したときに、店のページが出てくる状態になるためです。
本人にとって、それが望ましいとは限りません。前の職場の関係者や私的な知人から、見つかる場合があります。掲載の同意を得るときは、この点も伝えてください。「サイトに載せます」だけでは、検索で出ることまで想像されないためです。
通称を使う判断は、ここでも効きます。本名を出さなければ、この影響は小さくなるためです。なお掲載を止めた後も、検索の結果にしばらく残ります。すぐには消えない前提で、載せる範囲を決めてください。
VANNAでの扱い
VANNAでは、ホームページにスタッフの紹介を掲載できます。写真と経歴を載せることで、来店する前に人となりが伝わります。指名予約と組み合わせると、紹介から直接その人を選べます。カレンダー予約と指名はMaxプランの機能で、来店前のメールリマインドは全プランで使えます。
掲載の同意を管理する機能はありません。同意の記録は、別に行うことになります。この点は把握しておいてください。
料金はPro月額3,300円、Max月額5,500円、Max+月額11,000円で、いずれも税込です。初期費用は0円、予約や販売に対するVANNA側の手数料も0円です。現在はプレオープン期間として、2026年7月31日までの申し込みで2か月無料、以降の申し込みは1か月無料です。条件は変更される場合があるため、最新の内容はVANNA公式 料金でご確認ください。
新人をどう載せるか
これは、経験が浅い人の扱いです。まず、隠さないでください。来店してから分かると、不信につながります。できる範囲を、明記してください。料金が違う場合は、その旨も書きます。指導する人がいることを書けば、安心されます。ただし「これから学びます」だけでは、選ばれません。今できることを、書いてください。育つにつれて、内容も更新します。
更新の頻度
ここは、放置されやすいページです。人が入れ替わったら、すぐ直してください。退職した人が残っていると、指名されて困ります。写真も、数年に一度は撮り直します。得意なことも、変わるためです。年に一度は、見直してください。
更新した日も、記録してください。前回いつ直したかが分からないと、放置に気づけないためです。繁忙の時期を避けて、まとめて見直す日を決めておくと確実になります。
個人の情報への配慮
このページは、働く人の情報を扱います。本名、顔、経歴。これらは、個人に関わる情報です。だから公開の同意を、書面で得てください。出したくない項目を、無理に出させないことです。退職の際、削除の申し出があれば応じてください。ただし、検索で残る場合があります。掲載を止めても、すぐには消えません。なお採用の場面で、掲載を条件にしないでください。
スタッフがいる場合
作り方を、決めてください。まず、誰が書くかです。本人か、責任者か。次に、項目を揃えます。人によって書く内容が違うと、比べられないためです。公開の前には、本人の確認を取ってください。書きたくない人がいる場合は、最小限の内容で構いません。新しく入った人の掲載の時期も、決めておいてください。
| 決めること | 内容 |
|---|---|
| 書く人 | 本人か、責任者か |
| 項目 | 全員で揃える |
| 確認 | 公開の前に本人へ |
| 退職時 | 削除の手順を決める |
よくある質問
何のためのページですか
来店の前の不安を下げるためです。指名を選ぶ材料にもなり、採用の応募者も見ます。ただし、採用向けの内容を混ぜすぎると、目的がぼやけます。
本名を出すべきですか
指名で呼ばれる名前と揃えてください。姓だけ、名だけという選択もあります。本人が出したくない場合、強制しないでください。
顔写真は必要ですか
顔が分かると、不安は最も下がります。ただし本人の判断です。手元や後ろ姿、似顔絵という選択もあります。揃えるために強制しないでください。
経歴はどこまで書きますか
「何年やってきたか」より「今、何ができるか」を書いてください。学んだ場所を並べるだけでは、何ができるかが伝わりません。
前の勤め先を書いてよいですか
その店の許可が要る場合があります。判断に迷う場合、書かない選択が安全です。
何を書けば選ばれますか
どんな相談が多いか、どんな仕上がりを得意とするか、どんな方から指名されるか。「何でもできます」と書かないでください。選べません。
人柄はどう伝えますか
二行から三行で足ります。どう接するかが分かると、選びやすくなります。私的な内容を書きすぎないでください。
本人に書いてもらってよいですか
構いません。ただし、公開の前に確認してください。項目を揃えると、比べやすくなります。
並べる順番は
責任者を先頭に置く形が一般的です。指名の多い順にすると、少ない人がさらに選ばれにくくなります。順番の理由を決めておいてください。
予約につなげるには
各人の紹介から、その人を指名して予約できる形にしてください。指名に料金がかかる場合、その旨も書きます。
一人で営業しています
選ぶための情報ではなく、信頼のための情報になります。なぜこの仕事をしているのか、どんな方に来てほしいかを書く価値があります。
書ける項目が少ない人は
人柄の欄を厚くする方法があります。無理に埋めようとして、事実でないことを書かないでください。空欄のまま残すと、手を抜いた印象になります。
資格はどう書きますか
事実であることが前提です。取得の見込みを、取得済みのように書かないでください。正式な名称を使い、有効期限や更新の必要も確認してください。
長さはどのくらいですか
一人あたり、画面に収まる量にしてください。読む側は複数人を見比べます。長いと、比べる前に離脱します。文章の量も、全員でそろえてください。
新人はどう載せますか
隠さないでください。来店してから分かると、不信につながります。できる範囲を明記し、指導する人がいることを書くと安心されます。
更新の頻度は
人が入れ替わったら、すぐ直してください。退職した人が残っていると、指名されて困ります。得意なことも、年に一度は見直します。
個人の情報の扱いは
本名、顔、経歴は個人に関わる情報です。公開の同意を書面で得てください。退職の際、削除の申し出があれば応じてください。
掲載を条件にしてよいですか
採用の場面で、掲載を条件にしないでください。出したくない項目を、無理に出させないでください。
名前が検索されるようになりますか
なります。本人の氏名で検索したときに、店のページが出てくる状態です。掲載の同意を得るとき、この点も伝えてください。掲載を止めた後も、しばらく残ります。
出典
本記事は2026年7月時点の一般的な情報の整理です。資格や経歴の表示、肖像の扱いについては、状況によって判断が変わります。判断に迷う場合、専門家にご確認ください。VANNAの料金・機能・キャンペーン条件は変更される場合があります。



