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エステサロン運営ガイド

エステの着替えと露出への配慮|言いにくい項目ほど、明確に伝える

公開: 2026年7月28日最終更新: 2026年8月1日

Summary

着替えとプライバシーの運用を整理します。伝える内容の決め方、事前の案内、着替える場所の条件、用意するもの、荷物と貴重品、施術中の露出への配慮、個室でない場合の確認、施術者の性別、断られたときの対応を扱います。

初めての方が、着替えの場所で立ち止まっていました。どこまで脱ぐのかを、伝えていませんでした。

体に触れる施術では、着替えと露出への配慮が、技術と同じくらい印象を決めます。

着替えの案内で伝える項目を、どこで着替えるか・どこまで脱ぐか・荷物と貴重品・着替えた後どうするかに分けた図
着替えの案内で伝える項目を、どこで着替えるか・どこまで脱ぐか・荷物と貴重品・着替えた後どうするかに分けた図

何を伝えるかを決める

案内する内容を、先に決めてください。どこで着替えるか。何を着るか、用意しているものがあるか。どこまで脱ぐか、下着を着けたままでよいか。荷物と貴重品を、どこに置くか。着替えた後、どうすればよいか。

これらを毎回同じ言葉で伝えると、迷いが減ります。言いにくいと感じる項目ほど、明確に伝えてください。曖昧にすると、相手が困ります。

予約の前に知らせる

当日だけでは足りません。服装の目安を、事前に伝えてください。着替えが必要かどうかを、メニューの説明に書きます。化粧を落とす必要がある場合、その旨も先に伝えてください。来店の後に予定がある方は、これで判断が変わります。

事前に分かっていれば、当日の説明が短くなります。予約の完了の連絡に含める方法があります。

着替える場所

条件を確認してください。外から見えない場所である必要があります。扉やカーテンが、確実に閉まるかを確認してください。鍵をかけられる形が望ましくなります。施術の部屋で着替える場合、こちらが出る旨を伝えてください。戻る前に、声をかけてください。無言で入らないでください。

鏡があると、着替えた後に確認できます。狭い場所では、荷物を置く場所も必要です。

施術中の露出への配慮を、施術する部分以外は覆う・ずらす前に声をかける・寒くないか確認の三つに整理した図
施術中の露出への配慮を、施術する部分以外は覆う・ずらす前に声をかける・寒くないか確認の三つに整理した図

用意するもの

こちらで用意する範囲を決めてください。着替え用の衣類を用意するか。使い捨てのものを使うか、洗って再利用するか。大きさの種類を揃えてください。合わないと、落ち着きません。髪をまとめるものを用意してください。足元のものも必要な場合があります。

用意したものは、清潔な状態で渡してください。詳しくは、サロンのタオルとリネンで整理しています。

荷物と貴重品

責任の所在が関わります。置く場所を決めてください。床に直接置かせないでください。見えない場所に置ける形が望ましくなります。鍵のかかる場所を用意できるかを確認してください。貴重品の扱いについても、預かるのか、自分で管理していただくのかを決めてください。預からない場合、その旨を掲示します。

ただし、責任の範囲を一方的に免れる書き方は、有効性が問題になる場合があります。紛失が起きた場合の対応は、サロンの忘れ物の扱いで整理しています。

施術中の露出への配慮

最も気を使う場面です。施術する部分以外を、覆ってください。覆いをずらす場合、その都度声をかけます。寒くないかを確認してください。露出している部分は冷えます。体勢を変えていただくときも、先に伝えてください。うつ伏せの状態では、相手からこちらが見えません。動く前に声をかけてください。

必要以上に長く露出させないでください。写真を撮る場合、この場面では特に慎重に判断してください。

見えない・聞こえない配慮

個室でない場合の注意です。仕切りだけの場合、上から見える場合があります。隙間から見えないかを、実際に確認してください。会話が聞こえる場合、体の状態に関わる話は特に配慮が要ります。他の方が通る動線に、着替えの場所を置かないでください。音の伝わり方は、サロンの音で整理しています。

個室でない場合の確認を、上から見えないか・隙間はないか・聞こえないか・動線の四つに分けた図
個室でない場合の確認を、上から見えないか・隙間はないか・聞こえないか・動線の四つに分けた図

施術者の性別

配慮が必要な場合があります。担当する人の性別を、予約の段階で分かる形にしてください。希望を聞く形にする方法もあります。指定に応じられない場合、その旨を先に伝えてください。同性を希望する方がいることを、前提にしてください。

VANNAでできること

VANNAでは、ホームページに施術の流れや、着替えに関する案内を掲載できます。予約の完了メールにも情報を載せられるため、来店の前に読んでもらえます。カレンダー予約はMaxプランの機能で、来店前のメールリマインドは全プランで使えます。

着替えや貴重品の管理を行う機能はありません。店内の運用は、別に行うことになります。この点は把握しておいてください。

料金はPro月額3,300円、Max月額5,500円、Max+月額11,000円で、いずれも税込です。初期費用は0円、予約や販売に対するVANNA側の手数料も0円です。現在はプレオープン期間として、2026年7月31日までの申し込みで2か月無料、以降の申し込みは1か月無料です。条件は変更される場合があるため、最新の内容はVANNA公式 料金でご確認ください。

体に関する話し方

言葉が、最も強く残ります。体型や、肌の状態について、否定的な評価をしないでください。改善が必要な点を伝える場合、事実として述べてください。他の方と比べないでください。本人が気にしている点に、こちらから触れないでください。聞かれた場合のみ、答えてください。

痛みや、不快の有無を、こまめに確認してください。会話の距離感は、施術中の会話で整理しています。

終わった後の案内

最後まで案内が要ります。着替える場所と、時間を伝えてください。化粧を直す場所があるかも伝えます。飲み物を出す場合、そのことも伝えてください。急かさないでください。ゆっくり整える時間が必要な方がいます。次の予約が詰まっている場合、その時間も見込んで枠を取ってください。

会計までの流れを伝えてください。

断られたときの対応

希望に応じられない場合があります。着替えたくないと言われる場合、施術の範囲が変わることを説明してください。覆いを外したくないと言われる場合も同様です。無理に進めないでください。できる範囲で行うか、別のメニューを提案するかを決めてください。料金が変わる場合、先に伝えます。

断る判断が必要な場合もあります。基準は、サロンで施術を断る基準で整理しています。

男性の来店を受ける場合

方針を決めてください。受けるかどうかを、先に決めます。受ける場合、着替えと露出の案内も、同じ水準で用意してください。施術者が一人の場合、時間帯を限る判断もあります。受けない場合、その旨を明示してください。来店してから断ると、双方に負担です。

方針は、掲示とホームページの両方に書いてください。

子ども連れの場合

着替えの場面が難しくなります。子どもがどこで待つかを、先に決めてください。着替えの場所に、子どもが入れるかを確認します。目の届く範囲に置けるかも確認してください。受けられない場合、その旨を事前に伝えてください。考え方は、サロンの子ども連れ来店で整理しています。

記録に残すこと

配慮した内容も、記録の対象です。着替えの希望や、覆いに関する希望を記録してください。次回、同じ説明を繰り返さずに済みます。苦手な部位や、触れてほしくない箇所も記録してください。

ただし、私的な内容を詳細に残さないでください。個人の情報として扱う必要があります。記録の書き方は、サロンの施術記録の書き方で整理しています。

施術の前後に体を清める場面

必要な場合の扱いです。洗う工程がある場合、その旨を事前に伝えてください。使える設備を案内します。場所、湯の出し方、置くもの。タオルを、必要な枚数だけ用意してください。濡れた状態で移動する場合、床が滑ります。足元のものを用意してください。髪をまとめる必要があるなら、そのことも伝えます。

時間がかかる工程です。施術の枠に含めて計算してください。

苦手な方への配慮

体に触れられること自体が、負担になる方がいます。初めての方には、どこに触れるかを先に伝えてください。強さの好みを、施術の前に確認します。途中で止めてよいことも、伝えてください。過去に嫌な経験がある方もいます。理由を聞き出そうとしないでください。

無言で進めないでください。次に何をするかを、短く伝えます。慣れるまで、範囲を狭めて行う判断もあります。

一人で営業する場合

配慮しやすい形です。他の方の目がないため、プライバシーは保ちやすくなります。一方、着替えの間に別の作業をすることになります。声をかける手順を決めてください。戻る前の合図を決めておくと、双方が安心します。自宅で営業する場合、生活の空間が見えない形にしてください。

スタッフがいる場合

説明を統一してください。伝える内容を、紙にします。人によって違うと、混乱します。言いにくい項目ほど、言い方を決めておいてください。覆いの扱いを、全員で統一します。新しく入った人には、この部分から教えてください。技術より先です。

来店される方から指摘があった場合、必ず共有してください。責める前に、手順が伝わっていたかを確認します。

統一すること内容
案内の言葉どこまで脱ぐか、荷物の置き場
覆いの扱いずらす前に声をかける
声かけ部屋に戻る前の合図
記録希望と、触れてほしくない箇所

忘れ物が出やすい場面

着替えのある店では、忘れ物が増えます。指輪や時計を外していただく場合、置く場所を一箇所に決めてください。複数の場所に分けると、片方を忘れます。帰る前に、置いた場所をもう一度見ていただく声かけを入れてください。こちらから「外したものはお揃いですか」と一言添えるだけで、大きく減ります。

見つかった場合の扱いも、先に決めておいてください。連絡の方法と、保管の期間です。詳しくは、サロンの忘れ物の扱いで整理しています。

よくある質問

何を伝えればよいですか

着替える場所、着るもの、どこまで脱ぐか、荷物と貴重品の置き場、着替えた後どうするか。毎回同じ言葉で伝えると、迷いが減ります。

事前に伝えることはありますか

服装の目安、着替えの要否、化粧を落とす必要があるか。来店の後に予定がある方は、これで判断が変わります。

着替える場所の条件は

外から見えないこと、扉やカーテンが確実に閉まること。鍵をかけられる形が望ましくなります。鏡と、荷物を置く場所もあると安心されます。

施術の部屋で着替えてもらう場合は

こちらが出る旨を伝えてください。戻る前に声をかけ、無言で入らないでください。

用意するものは

着替え用の衣類、髪をまとめるもの、足元のもの。大きさの種類を揃えてください。合わないと落ち着きません。

貴重品は預かるべきですか

方針を決めてください。預からない場合、その旨を掲示します。ただし、責任の範囲を一方的に免れる書き方は、有効性が問題になる場合があります。

露出への配慮は

施術する部分以外を覆ってください。覆いをずらす場合、その都度声をかけます。寒くないかも確認してください。

うつ伏せのときの注意は

相手からこちらが見えません。動く前に必ず声をかけてください。

個室でない場合は

仕切りの隙間から見えないかを、実際に確認してください。会話が聞こえる場合、体の状態に関わる話は特に配慮が要ります。

施術者の性別は伝えますか

予約の段階で分かる形にしてください。希望を聞く方法もあります。応じられない場合、その旨を先に伝えてください。

体について指摘してよいですか

否定的な評価をしないでください。改善が必要な点は、事実として述べます。本人が気にしている点に、こちらから触れないでください。

着替えたくないと言われたら

無理に進めないでください。施術の範囲が変わることを説明し、できる範囲で行うか、別のメニューを提案してください。料金が変わる場合、先に伝えます。

男性の来店は受けますか

先に決めてください。受けない場合、その旨を明示します。来店してから断ると、双方に負担です。

子ども連れの場合は

子どもがどこで待つかを、先に決めてください。着替えの場所に入れるか、目の届く範囲に置けるかも確認します。

体を清める工程がある場合は

事前に伝え、使える設備を案内してください。濡れた状態で移動すると床が滑ります。時間がかかる工程なので、施術の枠に含めて計算してください。

触れられるのが苦手な方には

どこに触れるかを先に伝え、強さの好みを確認してください。途中で止めてよいことも伝えます。理由を聞き出そうとしないでください。

記録に残すことは

着替えや覆いに関する希望、触れてほしくない箇所。次回、同じ説明を繰り返さずに済みます。私的な内容を詳細に残さないでください。

忘れ物を減らすには

外したものを置く場所を、一箇所に決めてください。帰る前に「外したものはお揃いですか」と一言添えるだけで、大きく減ります。

見つかった忘れ物はどうしますか

連絡の方法と、保管の期間を先に決めておいてください。決めていないと、置いたままになります。

出典

本記事は2026年7月時点の一般的な情報の整理です。適した配慮の形は、施術の内容や店の構造によって変わります。責任の範囲に関する掲示については、必要に応じて専門家にご確認ください。VANNAの料金・機能・キャンペーン条件は変更される場合があります。