サロンの外国人のお客様への対応|言葉が通じない場合の判断
最終更新: 2026年7月28日
Summary
言葉が通じないお客様への対応を整理します。受ける範囲の決め方、意思の疎通を助ける手段、事前に用意するもの、省略できない安全の確認、文化の違い、断り方、予約段階での確認までを扱います。
言葉が通じないお客様が来られた。どこまで対応できるか分からず、断ってしまった。
すべてに対応する必要はありません。ただし、何ができて何ができないかを決めておくと、判断できます。

対応する範囲を決める
すべての言語に対応することはできません。
受けるかどうかを、先に決めてください。受けないという判断も成り立ちます。
受ける場合、どこまで対応するかを決めてください。簡単な施術のみ、通訳を伴う場合のみ、といった条件です。
判断の基準は、意思の疎通ができるかどうかです。要望を正確に把握できない状態で施術すると、問題が生じます。
体調や持病の確認ができない場合、安全に関わります。この点が確認できないなら、断る判断も必要です。
言葉が通じないことと、対応できないことは別です。工夫の余地があります。
決めた方針を、掲載してください。来る前に分かれば、双方の手間が省けます。
| 判断すること | 内容 |
|---|---|
| 受けるかどうか | 受けない判断も成り立つ |
| 対応の範囲 | 簡単な施術のみ、通訳同伴のみ |
| 基準 | 意思の疎通ができるか |
| 安全の確認 | 体調や持病を把握できるか |
意思の疎通を助ける方法
言葉以外で伝える手段があります。
写真を使ってください。仕上がりの例を見せると、言葉より正確に伝わります。
図を使ってください。どこを、どれくらい。実際に指し示せば伝わります。
翻訳の道具を使う方法もあります。ただし、専門の用語は正確に訳されないことがあります。
紙に書く方法も有効です。数字や、簡単な単語であれば伝わります。
同伴の方に通訳していただく形もあります。ただし、その方が正確に伝えているかは分かりません。
時間をかけてください。急ぐと、確認が不十分なまま進みます。
事前に用意しておくもの
来店してから慌てないよう、準備できます。
メニューを、言葉が分からなくても選べる形にしてください。写真と価格があれば、選べます。
所要時間を数字で示してください。言葉が不要です。
確認する項目を、翻訳した紙にしておく方法があります。持病、アレルギー、希望。よく使う内容は、あらかじめ用意できます。
注意事項も、同様に用意してください。施術の後に気をつけること。
支払いの方法を明示してください。使える決済の手段が分かると、会計が早く済みます。
これらは一度作れば、繰り返し使えます。

安全に関わる確認
言葉が通じない場合でも、省略できない確認があります。
アレルギーの有無。これが確認できないと、薬剤を使う施術は危険です。
持病と、服用している薬。施術中の体調に関わります。
妊娠の有無。施術の内容によっては、配慮や制限が要ります。
過去に同じ施術で、反応が出たことがあるかどうか。
これらを翻訳した紙で確認し、はい・いいえで答えていただく形が扱いやすくなります。
確認できない場合、その施術は行わない判断をしてください。安全を優先してください。
同意を得た記録も残してください。何を、どういう方法で確認したかを書いておきます。
文化や習慣の違い
言葉以外にも、違いがあります。
体に触れることへの感覚が違う場合があります。何をするかを、事前に説明してください。
髪や肌の質が違うと、施術の方法も変わります。経験のない毛質では、想定と違う結果になることがあります。
宗教上の理由で、避けるべきものがある場合があります。使う材料について、確認が必要な場面があります。
時間の感覚も違います。予約の時刻に対する認識が、日本と異なる場合があります。
支払いの習慣も違います。追加の料金について、事前に明示してください。
これらは、決めつけないでください。同じ国の方でも、人によって違います。個別に確認してください。
断る場合の伝え方
対応できない場合、伝え方が要ります。
理由を伝えてください。言葉が通じないことが理由なら、そのことを示してください。
翻訳した文を用意しておく方法があります。「申し訳ございませんが、対応が難しい状況です」といった内容です。
代わりの店を案内できるなら、伝えてください。対応している店が近隣にある場合があります。
丁寧に断ってください。言葉が通じなくても、態度は伝わります。
差別的な扱いにならないよう注意してください。国籍を理由に一律で断る形は、問題になりえます。
安全の確認ができないことが理由であれば、その点を明確にしてください。

増やすかどうかの判断
対応を広げるかは、経営の判断です。
その地域に、どれくらい需要があるかを確認してください。観光地、外国人が多く住む地域では、需要があります。
対応できると、選択肢の少ない方に選ばれます。競合が少ない領域になります。
一方、準備には時間と費用がかかります。翻訳した資料の作成、対応する体制の整備。
自分が対応できる言語があるなら、それを活かせます。学んだ経験が仕事になります。
一件あたりの負担は大きくなります。時間がかかるためです。料金の設定に反映する判断もあります。
無理に広げないでください。対応できない状態で受けると、双方にとって不幸です。
VANNAでは、ホームページに写真と価格を掲載できます。メニューの内容を分かりやすく示すことで、言葉が通じない場合の説明を補えます。予約はホームページから受け付けられます。カレンダー予約はMaxプランの機能で、来店前のメールリマインドは全プランで使えます。
多言語での表示には対応していません。翻訳した資料は、別に用意することになります。この点は把握しておいてください。
料金はPro月額3,300円、Max月額5,500円、Max+月額11,000円で、いずれも税込です。初期費用は0円、予約や販売に対するVANNA側の手数料も0円です。決済を使う場合のStripe決済手数料は店舗負担で別途かかります。現在はプレオープン期間として、2026年7月31日までの申し込みで2か月無料、以降の申し込みは1か月無料です。条件は変更される場合があるため、最新の内容はVANNA公式 料金でご確認ください。
記録の残し方
対応した内容を、記録してください。
言葉が通じない状態で、どう確認したか。
使った手段。翻訳の道具、写真、通訳の同伴。
確認できた内容と、確認できなかった内容。
これらは、後で問題が生じたときの説明に使います。
同じ方が再度来られた場合、前回の記録がそのまま役立ちます。
対応した件数を数えると、需要の大きさが分かります。準備を進めるかどうかの判断材料になります。
スタッフと共有する
複数で働いている場合、対応を揃えてください。
受けるかどうかの判断を、誰が行うかを決めてください。個人に任せると、対応が分かれます。
用意した資料の場所を、全員が知っている状態にしてください。必要なときに探していては、間に合いません。
対応できる言語がある人がいるなら、その情報を共有してください。ただし、その人に負担が集中しないよう注意してください。
断る場合の言い方も共有してください。人によって伝え方が違うと、印象が分かれます。
安全の確認ができない場合は断る、という基準を明確にしてください。判断を個人に委ねると、無理をする人が出ます。
対応した経験を共有してください。何が伝わりにくかったか、どう工夫したか。次に活かせます。
言葉が通じない相手への対応は、緊張します。うまくいかなくても責めない雰囲気を作ってください。萎縮すると、次から避けるようになります。
一度対応すると、慣れます。最初の数回を乗り越えれば、負担は下がります。
完璧を求めないでください。伝えようとする姿勢は、言葉が通じなくても届きます。
予約の段階での確認
来店の前に、確認できることがあります。
予約を受ける時点で、対応の可否を伝えてください。当日に断るより、負担が小さくなります。
ホームページに、対応の範囲を書いておいてください。予約する前に分かります。
同伴の方がいるかを確認する方法もあります。通訳していただけるなら、対応の幅が広がります。
メッセージでのやり取りなら、翻訳の道具を使う時間が取れます。電話より、文字のほうが扱いやすくなります。
確認する項目を、予約の時点で送っておく方法もあります。当日の時間が短くなります。
準備の時間を確保するため、通常より長い枠を取ってください。
| 予約時に確認 | 効果 |
|---|---|
| 対応の可否を伝える | 当日に断る事態を避ける |
| 同伴の有無 | 通訳がいれば対応の幅が広がる |
| 確認事項を事前に送る | 当日の時間が短くなる |
| 長めの枠を取る | 準備と確認の時間を確保 |
日本語が不自由でも住んでいる方
観光の方と、住んでいる方では、対応が変わります。
住んでいる方は、繰り返し来られる可能性があります。関係を作る価値があります。
日常の日本語は話せるが、専門の用語が分からない方もいます。この場合、言い換えれば伝わります。
読めるが話せない方、話せるが読めない方もいます。どちらなのかを確認してください。伝える手段が変わります。
家族に通訳していただける場合もあります。ただし、毎回同伴していただくのは相手の負担になります。
繰り返し来られるなら、記録が効きます。前回どう伝えたか、何が伝わりにくかったか。
慣れると、対応の時間は短くなります。最初だけ時間をかけてください。
地域に外国人が多く住んでいるなら、対応できること自体が強みになります。
会計と支払い
支払いの場面でも、確認が要ります。
金額を数字で示してください。電卓や画面に表示すれば、確実です。
使える支払いの手段を、事前に伝えてください。現金しか使えない場合、その旨を早めに示してください。
追加の料金が生じる場合、施術の前に伝えてください。会計で初めて知ると、問題になります。
領収書を求められる場合があります。宛名の書き方を確認してください。
免税の対象になるかを聞かれる場面もあります。制度の対象や手続きは定められているため、確認せずに応じないでください。
支払いの場面での行き違いは、印象に強く残ります。丁寧に確認してください。
| 会計で確認 | 内容 |
|---|---|
| 金額 | 数字で示す |
| 支払いの手段 | 事前に伝える |
| 追加の料金 | 施術の前に明示 |
| 領収書 | 宛名の書き方を確認 |
金額を示すときは、数字を書いて見せてください。口頭だけでは伝わりません。
支払いの方法も、絵や記号で示すと伝わります。
よくある質問
対応すべきですか
受けないという判断も成り立ちます。ただし、対応の範囲を決めておいてください。判断の基準は、意思の疎通ができるかどうかです。
言葉が通じない場合の伝え方は
写真、図、翻訳の道具、紙に書く。仕上がりの例を見せると、言葉より正確に伝わります。ただし、専門の用語は正確に訳されないことがあります。
何を準備しておけばよいですか
写真と価格が並ぶメニュー、翻訳した確認の項目、注意事項、支払いの方法。一度作れば、繰り返し使えます。
安全の確認はどうしますか
アレルギー、持病、服用している薬、妊娠の有無。翻訳した紙で、はい・いいえで答えていただく形が扱いやすくなります。確認できない場合、その施術は行わない判断をしてください。
断ってもよいですか
安全の確認ができない場合、断る判断は適切です。ただし、国籍を理由に一律で断る形は問題になりえます。理由を明確にし、丁寧に伝えてください。
文化の違いで気をつけることは
体に触れることへの感覚、髪や肌の質、宗教上の理由、時間の感覚、支払いの習慣。ただし決めつけないでください。人によって違います。
料金を変えてもよいですか
時間がかかる分を、料金に反映する判断はあります。ただし、国籍を理由とした差ではなく、所要時間や内容の違いとして説明できる形にしてください。
予約の段階でできることは
対応の可否を伝え、同伴の有無を確認し、確認事項を事前に送ってください。メッセージでのやり取りなら、翻訳の時間が取れます。通常より長い枠を取ってください。
対応を広げるべきですか
その地域の需要によります。観光地や、外国人が多く住む地域では需要があります。ただし準備に時間と費用がかかります。対応できない状態で受けないでください。
住んでいる方と観光の方で違いますか
違います。住んでいる方は繰り返し来られる可能性があり、関係を作る価値があります。日常の日本語は話せるが専門の用語が分からない方もいます。この場合、言い換えれば伝わります。
会計で気をつけることは
金額を数字で示し、使える支払いの手段を事前に伝えてください。追加の料金は施術の前に明示します。支払いの場面での行き違いは、印象に強く残ります。
免税について聞かれたら
制度の対象や手続きは定められています。確認せずに応じないでください。対応していないなら、その旨を伝えてください。
髪や肌の質が違う場合は
経験のない毛質では、想定と違う結果になることがあります。自信がない場合、その旨を伝えて断る判断も適切です。無理に行うと、双方にとって不幸です。
出典
本記事は2026年7月時点の一般的な情報の整理です。適した対応は、地域、業種、来店される方によって変わります。施術の可否は安全を基準に判断し、判断に迷う場合は専門家にご確認ください。VANNAの料金・機能・キャンペーン条件は変更される場合があります。



